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囲碁にハマった理由

かれこれ10数年前のこと。
友人から、ヒカルの碁を紹介してもらったのがきっかけでした。
1巻を読んでみたら面白くて、古本屋さんで全巻、大人買い!

漫画として楽しんでたら、友人がカルチャーセンターで囲碁を習い出したと連絡が・・・

えぇぇーーー囲碁なんて、老後の楽しみでいいんじゃない?
もっと体動かすとか、楽しいこといっぱいあるのに・・・
と思ってました。

でも友人が、子供と一緒に親子教室行こうよ!いつもと違う頭の使い方するから脳トレにもいいよ。ってことで子供と一緒に通うことになりました。
しばらく・・・1年くらいは通ったかなぁ。

子供と一緒に囲碁すると、子供は負けたら泣くし、勝ったらすごい偉そうに言うのが、めんどくさかった。笑
子ども大会に出場して、負けたのが悔しくて、面白くない、もう囲碁やめる、ということで囲碁からすっかり離れてしまいました。

再びの囲碁

囲碁を続けていた友人が、
「囲碁初心者の人を教えてくれる人がいる!インターネットで!」
ということでネット囲碁を紹介してくれました。

当時インターネットなんて、検索するくらいで何も知らなくて・・・
チャット??ネット碁??はてなだらけ。
友人が全部パソコンのセッティングをしてくれました。

はじめて、ネット上でお会いした人が「人生さん」でした。

人生さんと友人と私の3人で、ネット上で会う。それもネット対局場で。
時空を越えて会ったことのない人と、囲碁をしたり、チャットで会話するって、すごい・・・という感覚でした。

どんどんハマる・・・

それからというもの、毎日ネット碁に顔を出すようになってました。
対局場に入ると、まずは、「人生さんいるかな?」と探してました。

人生さんがいたら、対局してもらって検討してもらう。
その時の検討が、他の人とは違ってたんですよね。
ただ囲碁のこと、ルール、ここはこう打つもの、みたいな話は全然なくて。
世の中の話や、石を人としてみたらどう?とか例え話、いろんな話をしてくれました。

毎日、仕事を終えて片付けしてからのネットの時間が待ち遠しくて、
夜な夜な囲碁とチャットのおしゃべりで、睡眠時間がやばかった、笑。

何が楽しかったのか、今振り返ってみると、
・インターネット空間での楽しさ
・ネット囲碁の試験で認定員さんに勝ったら、級がもらえる
この二つが大きかった気がする。

大人になると、自ら決心しないと試験もないけど、
試験を受ける緊張感、受ける人たちで仲間意識が芽生えたり、
切磋琢磨していく環境、そして師匠との出会い、などなど。

新しい環境、人との出会い、学び、そして囲碁の奥深さ、
世の中には、すごいものはたくさんある。

ただ囲碁がすごい・・・というわけでもなく
囲碁を道具に、自分を見つめる、変化のきっかけ、トレーニングにも。

ということで、また続きを書こうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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