はじめてのおてつだい
先月、Be My Eyesというアプリの存在を知った。
目の不自由な方とそれをサポートしたい人とを繋ぐアプリで、サポートが必要な時にテレビ電話的に利用ができる。
サポートしたい側はもし気づけなかったとしたらその時は次の人へ通知がいくらしく、誰かしらは出ているらしい。
この、「らしい」というのは、私がそれなら気軽に始められるなと思ったXのポストに書いてあったのを読んだだけだから。
ちなみに使ってみて気が付いたというかあくまで予想なんだけど、通知に気づけなかった時にはバナーやバッジに残らないようになっていると思う。
気づかず出られなかった罪悪感もなさそうだからより気楽かも。
英語圏のアプリなんだけど日本語を選択すれば日本語を話す人とのマッチングになる。
私は他言語に自信がないので、日本語のみ。
そして今日、お昼休憩中ぐだぐだとスマホをいじくりまわしていたら通知が来た。
いざ!と電話に出たら、○○があるからここに書かれている文字を教えてほしい、みたいに会話が始まる。
画質が荒くなってしまって相手をお待たせすることもあるけどその時はその旨説明して鮮明に映ってから案内する。カメラの向きが違う時も同じく。
言葉のみで説明することになるのでどうやったら伝わるかを考えながら話すことになる。
これがなかなか興味深いもので、普段人に説明する時より言葉だけでの伝わりやすさを考えられる。
カメラの向こうの人も自分が何を聞きたいかをわかりやすく伝えようとしてくれていると思う。
特に自己紹介もお互いの素性も明かさない状態で突然用件から始まって驚いたけど、向こうはヘルプで呼んでるんだからそんな時間絶対惜しいしお互いのことを知らないからより気楽だ。
もしかしたら今後素性がわかってしまうようなヘルプがあるかもしれないけどその時はその時。
通話の最後、ホッとしたような声色でありがとうございましたと言われたのがとっても嬉しかった。
私はできる限り人には親切でありたいし近くに困っている人がいたら助けたいと思ってる。
まあ一歩外に出たら貧血で倒れそうになったりする貧弱人間なので逆に助けられる側になってたりするんだけど。
私の好きなキャラクターたちはみんな人助けするタイプの人ばかりだしね、見習わないとね。
とにかく、このアプリは気軽に始められる小さな親切だと思うのでぜひ始めてみて欲しいんだよね。
目の不自由な方でこのアプリを知らない人がいたら、その人もぜひ利用してみてほしい。
やらない善よりやる偽善だと思う私でした。
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