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コメンタリーから魅る『エイリアン』
あらすじ:宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の救難信号を受けて未知の惑星に降り立つ。そこには異星人の船があり、船内には無数の奇怪な卵が存在していた。卵から飛び出した奇妙な生物が顔に貼り付いた航宙士ケインを回収し、ノストロモ号は再び航海につくが、彼の体内にはすでに異星生物の幼体が産みつけられていた。
コメンタリー : リドリー・スコット:監督、ダン・オバノン:脚本、ロナルド・シュセット:製作総指揮、テリー・ローリングス:編集、シガニーウィーバー、トム・スケリット、ヴェロニカ・カートライト、ハリー・ディーン・スタントン、ジョン・ハート
ローリングス:オープニングのタイトルに時間がかかった。肉片と骨が“ALIEN”の文字を形作るイメージだったが血なまぐさいのでそれはやめた。徐々に文字が完成するのは誰が考えたんだっけな?
スコット:オープニングのタイトルはいつも難しく後回しにされるけど、今回は早い時期からマーケティングを考えていた。公開時期が決まってたからね。一年の中でも映画の公開が集中する5月29日、会社側はその日を望んでいてデザイナーがポスターの構想にすでに着手していた。その中の“ALIEN”のロゴがよかったので、それをオープニングに使えないものかと頼んだんだ。“どんなふうに?”と聞かれ僕は“初めは象形文字みたいで”“徐々に言葉が完成するように”と。あのオープニングのロゴは今までの僕の作品の中でも最高のできだと思う。謎めいた雰囲気が映画にぴったりだ
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日々観た映画の感想を綴っております。お勧めの作品のみ紹介していこうと思っております。