コメンタリーから魅る『スターウォーズ エピソードⅢ/シスの復讐』
あらすじ:クローン大戦から数年、ジェダイはクローン軍を率いて 各地でドロイド軍と戦っていた。パルパティーン最高議長が拉致される事件が発生し、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーが救出に向かい、アナキンの活躍で救出に成功する。しかし、アナキンはジェダイへの忠誠で悩み苦しむ。そしてシスのダークサイドへ誘惑されていく
コメンタリー:ジョージ・ルーカス、リック・マッカラム、ロブ・コールマン(アニメ監督)、ジョン・ノール(視覚効果)、ロジャー・ガイエット(視覚効果)
ノール:おなじみのオープニングスクロールだ 3作とも僕が作った。同じプログラムを使ったんだよ 文字を入れ替えただけだ
ルーカス:連続活劇のスタイルだ 土曜ごとに上映してた続き物だ。たいてい12話構成でね。『スター・ウォーズ』では俳優の演技も このスクロールも物語も連続活劇を意識した 30年代に人気を博したスタイルなんだよ
マッカラム:本作は100ヵ国以上で同時公開された
コールマン:ジョージは冒頭シーンに凝るんだ このジェダイ船は旧三部作のファン向けだ。エピソード4に登場する船にわざと似せてデザインした
ルーカス:この冒頭ショットはかなり長くした 単一ショットとしてはシリーズで最長だろう。まず主要人物2人をしっかりと紹介する この2隻の船がそうだ。同時に戦闘中であることを示した。CG技術が進化したおかげだ 昔は苦労したことが簡単にできる。ILMとしても監督としても まさに夢の実現だよ
ノール:この冒頭シーンを作るのに1年以上かかった
コールマン:監督は戦闘機の動きにこだわった 『パール・ハーバー』のようにしてくれと言われ、あの作品のアニメーターにこの戦闘シーンを任せた。最高の仕事をしてくれたよ
ルーカス:クローンの存在を印象づけるために ここではそっくりの人物が2人並んでいる姿を入れた。クローンなんだとよくわかる さらに初期のXウィングなどさまざまなマシンも登場する。バルチャー・ドロイドもね サスペンスいっぱいのいいシークエンスになった
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