電車でめぐる成田山新勝寺と香取神宮
今回は「青春18きっぷ」を日帰りで利用した日の様子を書こうと思います。
3月の土曜の晴れた日、行き先は千葉の成田山新勝寺です。
横浜駅から、8:44発の総武線快速・横須賀線(成田空港行)に乗車し、成田駅に10:31に到着予定。
人生初の「青春18きっぷ」の利用を記念に初めてグリーン車に乗りました。
グリーン車の料金は別になりますが、平日と休日または距離によって違うようです。今回は51キロ以上で土曜なのでホリデー料金の800円。
テンションあがる。
美味しく快適に移動でき、成田駅からは参道を歩いて成田山新勝寺に向かいます。
こちらの参道にもたくさん見どころがあり、面白いです。
右に左に気になるお店や建物がたくさん。そして、あっという間に成田山新勝寺に到着です。
最初に目に飛び込んできたのは表玄関として総高約15メートルもある総門。
迫力があり装飾が美しいです。
仁王門の先には大本堂があります。
こちらでは毎日、僧侶による炎の儀式「お護摩」というご祈祷が行われており、今回タイミングよく参加することができました。
畳の上に正座すると背筋が自然に伸びます。大太鼓の迫力ある音と有難いお経、お護摩の火が混合して、意識が異世界に運ばれるような感覚でした。
成田山新勝寺を後にして、昼食にと考えていたうなぎやさんは大行列で、どこも90~120分待ち。
うーん、次に進もう。
次の目的は、ここから約26キロ離れた香取神宮。
香取神宮は茨木県の鹿島神宮・息栖神社と合わせて「東国三社」といわれているようです。
JR成田線で成田駅から佐原駅に移り、駅前のバス停からコミュニティバスに乗ります。
約20分で香取神宮に到着です。参道の入口には、「歓迎」と書かれた燈籠が出迎えてくれます。
朱色の大鳥居、黒漆を基調とし た本殿・拝殿等、色彩豊かな香取神宮では目も心も楽しませてもらえました。
有難い御朱印も頂き、コミュニティバスの時間までたっぷりあったので、この辺で遅めのお楽しみランチ。
参道入り口に近いお団子屋さん「梅乃屋本店」に決まりです。
店内へ入るとカレーの良い香り。いつもはメニューを見ても迷いすぎて決めるのに時間がかかる私ですが今回は即決!
「カレー南蛮うどんください」と注文して持ってきてくれたのがこちら。
ピリ辛で体も温まります。
お腹も満たされた後、帰りのバスでは佐原駅から1キロ手前で途中下車し、忠敬(ちゅうけい)橋から南にある伊能忠敬の旧宅を見学して小野川沿いに歩きます。
この辺りはロケ地としても使われているようで、江戸の風情が漂う清澄な水郷の街並が魅力的でした。
最近、知らない街を歩くのが以前よりとても楽しくなりました。
スマホのマップのおかけで、道に迷ってもなんとかなる!
心強い相棒ができたからかも知れません。GPS感謝。
“北総の小江戸”と呼ばれる水郷の町を満喫して、佐原駅から成田駅まで移動(乗車時間は30分)。
成田駅で、18:15発の成田線[千葉-空港]快速(久里浜行) をホームで待ちます。
電車を待っていると、ん?このかっこ良い車両の列車は何?
気になったので検索すると列車愛称は「BOSO BICYCLE BASE」、公式略称は「B.B.BASE」。
サイクリストに便利な列車らしく、自分の愛車を解体せずに目的まで移動できるという列車とのこと。
グリーン車に味を占めてしまった私は、帰りも思い切ってグリーン。
またもや2階に座りましたが、外からはこんな感じでよく車内の様子も見えます。1階もホームすれすれて面白そう。
千葉から総武線快速・横須賀線(久里浜行)に切り替わり、18:59に横浜駅に到着。
今日は自宅から約120キロの移動、歩数は18000歩。
楽しく充実した一日で、色んな「初」も体験できました。
「初めて」っていくつになってもワクワク楽しい。
今夜のビールはお土産のお団子と共に♡
長くなりましたが、読んでいただき有難うございました。