【イベントレポ】牧野富太郎博士のふるさと”佐川”でワークショップ&観望会
こんにちは!星空体験プロデューサーのイワシロアヤカです。
先日、高知は佐川町にある天文台でワークショップ(WS)と観望会をしてきたのでレポートします☆(開催日 2023年3月18日)
佐川町という場所
朝ドラ「らんまん」のモデルで話題の植物学者、牧野富太郎博士の出身地。
高知県佐川町(さかわちょう)を拠点に活動する「佐川星を観る会」さんのご依頼で、ワークショップ&観望会を実施してきました!
場所は、これまた佐川出身の天文学者で、日本で初めて彗星を発見した山崎正光を記念した町立の天文台です。(タイトル画像の天文台です)
「山崎記念天文台」は、虚空蔵山という山にあります。
メインワークショップ「望遠鏡操作ロボをプログラミングせよ」
実はわたくし、ワークショップデザイナー©という肩書を持っております。2021年に青山学院大学のカリキュラムを修了。その知識を活かして今回行ったのが…
「望遠鏡操作ロボをプログラミングせよ」
グループで話し合いながら、指示カードを完成させます。
望遠鏡操作ロボ(イワシロ)を操作して、望遠鏡を星(壁に貼ってます)に向けさせるというもの。
組み立てとか、ファインダー合わせとか、ピント合わせとか、慣れないことが色々ある望遠鏡ですが、今回は「星に向ける」ことにフォーカスして挑戦していただきました。
そして、出来上がった指示は、全員で音読しないと発動しません(笑)
全員が参加し、体を動かし(今回は声出し)、望遠鏡操作ロボになり切ったイワシロ(声色もロボになりきってました)を動かし…
望遠鏡が星を向いたときには、自然と「やったー!」という声や拍手が沸き起こっていました。
「自分で」星を観てみよう
後半は観望会。天文台の望遠鏡を使って本物の星を観察します。
実は、観望会というと見る人、見せる人に分かれるケースがほとんど。
今回は違います。自分で星を捉えてみます。
さっきやったWSの効果もあってか、みなさん積極的に望遠鏡を動かす動かす!
壊れるんじゃないか…とか、ズレるんじゃないか…という不安は不要。初めての方でも「自分でできた!」に到達できるように設定し、サポートさせていただきました。
「自分で」とらえたシリウスの見え味はどうかな?
やはりその強く美しい光に、感動の声が漏れていました。
自分で操作してとなると、それもひとしおに感じていただけたかな?と思います!
身体と頭を動かして、アクティブな会にできたかな?と思います。
最後皆さん楽しかった~と帰っていかれました。
その一言が嬉しい!
「星を観る」だけじゃない体験を。
今回のご依頼は、「佐川星を観る会」さんから。
会員さん向けの観望会をとのことでした。
星が好きという思いや、活動に参加してみようという気持ちを後押しして、もっと星を観る会が盛り上がるようにしたいというオーダーをいただいたのでした。
参加者の皆さんにも文字どおり「参加」してもらい、メンバーの一員として天文台の施設を使ったり、メンバー同士の交流が活性化できるようにプログラムを創らせていただきました。
私もロボットを演じたり、なによりみなさんの積極的な姿勢に触れて、すごく楽しいイベントとなりました!
目的に応じたワークショップデザイン
星を観る、楽しむ、体験づくり
これからも頑張っていきます☆
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