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2024獅子座下弦の月〜冬至
※10/16投稿時点から、随時加筆修正等あります。
※自分で流れを見たくて一気に作成しました。試運転。星座について、天体の運行や星座の移動について別途記事を書きましたら、随時リンク貼ります。
2024年10月24日 獅子座下弦の月
17時3分ごろ 獅子座にて下弦の月を迎えます。
日の出の位置には牡牛座があり、宙全体には実りの秋に黄金色に色づく水田や麦畑のような豊穣のエネルギーが降り注いでいます。
下弦の月は、個人の安心できる場所や心の拠り所がテーマの場所にあり、獅子座のもつアピール力や爆発的な生命力を帯びています。
人、社会や国の土壌を豊かにするエネルギーが全体にわたっている中で、
国の中で、社会の中で生きている一人ひとりがもっている”ホーム”を豊かにすること———自分の本音で生きるために、土台を耕し育むこと。鍬でザクザクと土を耕すときに、過去の余分なしがらみもザクザクと切り離し、ほぐしていくようなイメージです。これまでに様々な経験をしてぐちゃぐちゃになってしまったものの中から、隠されていたワタシのホンネを掘り起こし、社会で生きる自分のテーマへと反映させていく。
耕せば、豊かな大地となるものをそれぞれが既に持っているんだよ、と教えてくれているような宙模様だなと思います。
2024年11月1日 蠍座新月
21時47分ごろ 蠍座にて新月を迎えます。
日の出の位置には蟹座があり、大切なものを守り抜くための力を示しています。
獅子座下弦の月と同じく、個人の安心できる場所や心の拠り所がテーマの場所で新月がおこります。自分と他者が絡んでいくことを象徴とする4つの場所で、長方形ができる天体の配置です。
4つの頂点は、星座の総仕上げにかかる終盤に存在しており、それぞれに
蟹座火星の、自分自身の大切なものを守り育むため、今いる環境を積極的に見直す力
蠍座水星の、自分の深い深い場所にある大切にしているもの、自分にとっての「真実」を言語や人とのコミュニケーションで表現していく力
山羊座冥王星の、他者と共に堅実に築いてきた努力の成果の形をうまれかわらせる力
牡牛座天王星の、同じ目的をもつ人々という”豊かな土壌”で咲きほこる価値あるものをブラッシュアップする力
をあらわしています。
今回の新月のメッセージの中に、「自分の自我の根をもつ」というフレーズがあります。
天空で描かれている長方形は、人間関係のしがらみをどのように塗り替えて新しく構築していくかをあらわしているように私は感じており、この際に重石、あるいは軸となるものが「自我の根」に相当するものだと考えています。
わたしを、ワタシたらしめているものは何なのか。ワタシとは、何をだいじにしていて、何を守り育んで行きたいという意志があるのか。その上で、どのような人々と関わっているのか。人間関係、自我の根。共通の目的をもった人々との交流が、自分にとって大切な意味をもっています。
2024年11月9日 水瓶座上弦の月
14時56分ごろ、水瓶座にて上弦の月を迎えます。
「あの時ああすればよかった。”だから次はこうしよう”」
という、後悔の先に見つけた成長の糧によって、視界が拓けて「すきま」ができます。
そこから、さらに学びを吸収することによって、新しく変わった自分の姿が他者から伝えられるような雰囲気があります。
後悔というチャンスを自分の中に見つけたならば、成長の糧に昇華するためにひたすらに向き合うことを意味しているようです。
>11月15日 土星順行
2024年11月16日 牡牛座満月
6時29分ごろ、牡牛座にて満月を迎えます。
地平線に乗っかるように満月がおこります。月は、西の地平線よりほんの少し下、沈みかけた夕日のような場所にあります。
地平線は、自分と他者を結ぶような線です。そこに満月の光の筋が通り、月は他者側の西の地平線で輝きます。
牡牛座は豊穣な大地、その満月ということで、豊かな大地に実った、自分にとって幸せや価値あるもののような他者や関係性というものが照らされているようです。
日の出の位置と太陽は蠍座で、奥深くに存在する真理真実、深い関係性や愛情などをあらわします。その光に照らされている月なので、この時期に自分の心に深く刻まれているような誰かとその関係性によりもたらされるものが、より一層自分の魅力や才能を輝かせることになりそうです。それが挑戦する自信をもたらして、新しい環境にも飛び込んでいけるくらい満たされた状態になるようなイメージです。これまでに出会った人たち、築いてきた関係性が、一つ大きな飛躍のパワーをもたらしてくれそうです。
>11月20日 冥王星水瓶座入り
>11月22日 太陽射手座入り
2024年11月23日 乙女座下弦の月
10時28分ごろ、乙女座にて下弦の月となります。
苦しさを乗り越えて最終目標へと進むために、自分の進んでゆく道のりの目的と推進力、そこに運命的な要素が加わり、精神面の動きが盛んになる天体配置のもと、その活発な内面すら俯瞰して、他者との交流をしながら全体像を見渡すような意味合いをもつ下弦の月が輝いています。
自分の才能と価値を発揮していくための
「運命的要素」
として、精神的な動きが盛んになるエネルギーに乗っかって
自分の思い、先入観、過去に基づいた囚われからの
「能動的解放」
が、この下弦の月のもとで自分を振り返るポイントの一つとしてあると感じています。
運命的な観測点が絡んできているので、現時点での「運命」についての個人的な考察を言語化してみます。
運命的な観測点による現象、を発動させるためには、発動するよりも前に、自分自身で運命のタネをまいておく必要があると考えています。
万人に共通する表現をするならば「行動」しておくことだと思います。
自分で張った伏線を回収するタイミングが自分の預かり知らぬところで偶発的におこる
″物事(現象)の交差点″
として、現実に現れるのが運命と呼ばれるものではないかと考えています。
運命的なものを起こすという操作をするというわけではなく、その運命的と位置付けられる結果が現れた時に、そうだと認識したり受けいれたりする感覚がカギではないかと思います。
<わたしのもとに、運ばれてくるもの。>
>11月26日 水星逆行開始
2024年12月1日 射手座新月
15時21分ごろ、射手座にて新月を迎えます。
「チャンスはあるから見逃さないで。」
新月は人間関係がテーマの場所で起こります。自分がこれから能力を高め磨いていくこと、教え導いていくことに関して、人間関係の始まりのような予感を匂わせているようです。
キーワードとして「直感」が挙げられます。いろんな人との関わりの中で、あるとき突然おとずれる幸運をしっかりとキャッチできるようなセンサーを稼働させておくことがポイントのようです。
さらに、自身の価値観を刷新させるような意味合いをもつ牡牛座の天王星が、東の地平線よりも少し下にあります。日の出前の、「あけぼの」の時間帯のような配置だと感じています。
こちらの記事にも書いたことがありますが、
日の出や日の出前の東の空が明らむ時間帯というのは、昇ってくる光に対して何を思い、願い、祈るのかという自分の内側へと意識を向けるような一面をもっていると感じています。
価値観が変わっていく時に、自分の内側にある「価値観」や、「自分の価値」について目を向けていくこと、変わらずに持ち続けているものを見つけていくようなイメージがあります。
12月、世間の忙しない雰囲気に加えて変化の兆しをもはらんでいる空気間が漂っている中でも、これは変わらずにある、というものを常に認識し、自分の直感を信じる力を宙模様は示しているようです。
その力によって、突然、棚から落ちてきたぼた餅をキャッチすることができるのではないでしょうか。
>12月7日 火星逆行開始
>12月8日 海王星順行
2024年12月9日 魚座上弦の月
0時27分ごろ、魚座にて上弦の月を迎えます。
嵐の前の準備、始まりの予感を肌で感じながらの(準備の)総仕上げ、という雰囲気を感じます。
思考や言語、コミュニケーション、交通、通信・・・などを象徴する水星が逆行中、ということで「振り返る」という意味合いを含んでいます。準備のさなか、「お忘れ物はございませんか?!」というアナウンスをしているようです。
日常生活のルーティン、自分がどう過ごしているか、どんな習慣をもっているか、ということにおいての見直しをするというテーマをもったお月様です。なんとなく、感覚でやっている何気ない習慣やクセを再確認して見るのも良いかもしれません。
言語やコミュニケーションがカギとなりそうなので、日記や記録をつけている方でしたらそれを見返してみたり、つけていなくても、誰かと近況を話してみたりするのはいかがでしょうか。
普段の自分の過ごし方から、今の自分の生き方や考え方を明らかにして見直すきっかけとしてみると新たな発見があるかもしれませんね。
2024年12月15日 双子座満月
18時2分ごろ、双子座にて満月を迎えます。
自分の中に描いているものを実現することを強調されている空模様です。
自分の置かれた状況にあるあらゆるものをふんだんに活用して、人と心を開いたコミュニケーションにより、自分の知性を限界突破する勢いで広げられたり、明るい未来に繋がったりします。
心躍らせるものはなんだろう。
双子座にとっての実りの満月として見ると
双子座さんにとっての心踊ることをそれぞれに明確に自覚してきたことにより
それが自分で形にできたり、思わぬ形で実現する幸運が訪れたりするような雰囲気があります。火のエネルギーがよく巡る配置をとっていて、それが自分の「心踊ることを自覚する」プロセスと結果を活発にし、勢いをもって言語化し、それが自分の張ってきた伏線が回収されるきっかけになるように見えます。
>12月16日 水星順行
2024年12月21日 冬至
18時21分ごろ、冬至の宙模様、太陽が山羊座入り。
時代を担う力を鍛えられ、自分の意思を実現する力も同時に与えられています。
集団の中で柔軟に対応しながらも、自分の意思をしっかりともっていく力強さが求められます。時には誰かの助けを借り、会話を重ねながら、国、地球の一員としての己の生き方を確認するような宙模様です。