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「猫は言葉を理解してる?…ああ、都合のいい時だけな」


「うちの猫、言葉わかってる気がするんだけど…」って、猫飼いなら一度は思うよな。俺もそう思った。チノとカプを呼ぶとこっち見たり、ご飯って言った瞬間に駆け寄ってくるし、「ダメ!」って言ったら知らん顔して逃げる。

でもな、確信したよ。猫は言葉を“理解”してるんじゃなくて、“選別”してるだけだってな。



「猫は飼い主の話をどう聞いてるのか」

科学的には「猫は人間の言葉を200〜300語くらい認識できる」とか言われてるらしい。まぁ、うちのチノとカプに関して言えば、認識してる単語なんて5つくらいだろうな。
• 「ごはん」→ 100%理解(秒速で駆けつける)
• 「おやつ」→ 200%理解(寝てても飛び起きる)
• 「おいで」→ 理解はしてるけど、気分次第
• 「ダメ!」→ 聞こえてるけど、無視スキル発動
• 「病院」→ 理解してるし、逃げる準備万端

こうやって並べると、猫の脳内では「どう考えても自分に得があるかどうか」で言葉の重要度を決めてるのがバレバレだよな。

「なぜ猫は無視するのか?」

よく言われるのが、「猫は犬みたいに群れで生活する動物じゃないから、人の指示に従わない」ってやつ。うん、そうかもしれん。でも実際はもっとシンプルだ。

**「面倒くさいから」**だよ。

例えば、カプに「そっち行っちゃダメ!」って言ったとする。すると、カプは一度立ち止まって、こっちをじーっと見る。そして、心の中でこう言ってるんだ。

「お前、それ本気で言ってる?」

その後、しれっと元の方向へ進むわけだ。まるで「俺の自由にさせろよ」ってな。こういう時、飼い主の言葉は背景ノイズ程度の価値しかないんだよな。


「じゃあ、猫とどう付き合う?」

「猫は言葉を理解しないから、あきらめるしかないのか?」って?いやいや、まだ希望はある。猫は言葉より“声のトーンと態度”をよく見てる。
• 高めの声で優しく話すと「いいことあるかも?」って顔をする
• 低めの声でゆっくり話すと「なんかヤバい?」ってちょっと警戒する
• 怒った顔をすると「うるさいな」って視線をそらす(効かない)

つまり、言葉よりも“雰囲気”が大事ってことだ。飼い主のテンション次第で、猫の行動はちょっとだけ変わる…かもしれない。

「まとめ:猫はわかってる。でも従う気はない」

チノとカプを見てると、「お前ら絶対わかってるだろ?」って思う瞬間が多すぎる。特に、夜中に大運動会して俺が「静かに!」って言った時、ピタッと止まるくせに、こっちの顔を見て「お前寝た?」って確認してから再開するあたり、完全に計算済み。

結局のところ、猫は言葉を理解してるけど、自分に都合のいい時だけ使う生き物ってことだ。そんな猫に振り回されるのも、猫飼いの宿命ってやつだよな。

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sora
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