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新宿ゴールデン街 Bar KODOJI 『 こどじ』と 庭劇団ペニノさん

こんにちは。フリーランスのカメラマンです。主に舞台や人物などを撮影していますが、太陽の写真をライフワークに撮影しています。


新宿ゴールデン街。 東京に住んでいても行った事がある人はもしかしたらそれ程多くないかもしれません。私も編集の人に12,3年前に連れて行って貰わなければ縁がなかった場所かもしれません。ゴールデン街には写真家が集まる有名なバー『ナグネ』(nagune)、『こどじ』(kodoji)、『サーヤ』などがあります。今回は『こどじ』について書こうと思います。

まずはゴールデン街について。昔ながらの一見さんお断りのお店もあります。最近は若いオーナーさん始めた新規のお店も多く、必ずしもサービスチャージがある店ばかりではありませんが、基本サービスチャージはあります。金額はお店によって異なります。日本独自の狭い空間で見知らぬお客さん同士が会話を楽しむ事が出来る場所として、外国人観光客にもとても人気です。外国の人はサービスチャージに慣れていない為、トラブルを避ける為にお店の人達も最近は最初にサービスチャージの説明をするようです。ゴールデン街には昔ながらのマナーがあります。まず、大人数での訪問は避ける。多くても数人で。大人数で行っても狭いので入れない事が多いのです。また、長いはしないで次のお客さんが来たら席を譲ると言う暗黙の了解もあります。それを知らずに大人数で長居をしてしまうと、せっかく来た常連さんが入れない事になります。2019年、ラグビーワールドカップ時には残念ながら海外サポーターの人達が大人数で訪れ、サービスチャージに文句を言う人達や、深酔いした人達がドアを壊したりとトラブルが多発しました。勿論、マナーを守って楽しい時間を過ごす海外の方も多かったのですが、一部の人たちの為に楽しい時間が台無しにされたのはとても残念でした。

写真好きな海外のお客さんが『こどじ』に多くいらっしゃいます。写真家の森山大道さんが展示する、写真好きが集まるbarだとネットやブログで海外でも紹介されているからかもしれません。。以前は毎年一月の一ヶ月間、森山の展示が『こどじ』で見れたのですが、現在は不定期です。最近では2018年10月に『ジョーブさんとマレンコフさんがいた頃』が開催されました。ジョーブさんとは今の『こどじ』のオーナーお姉さんの弟さんで、役者だった『丈夫さん』の事です。個人的には印象的だった大道さんの『こどじ』での展示は2008年10月の『ジョーブさんがいっぱい』。文字通り『こどじ』のドアを開けたら『丈夫さんがいっぱい』だった展示で、ワザワザ設営の為のパネルが設置されて普段のこどじの雰囲気とは少し違いました。もう一つは2012年10月の『Lips』です。同時期にイギリスのテートモダンで開催された『ウィリアムクライン+森山大道展』のニュースで流れた日に『こどじ』に行きました。『テートモダンには行けなくても〜。』と笑いなから一緒に行った友人と『Lips』を眺めた夜を今でもよく覚えています。


『こどじ』では毎月1日、15日に展示が入れ替わりますが、現在、一月は一ヶ月間写真家の尾仲浩二さんの展示を開催しています。。。写真家北島敬三さん、森山大道さんらが1973年に新宿に設立した有名な自主ギャラリー『Image shop camp』。写真をやっている人達にとっては『伝説の〜』とつく日本のインディペントギャラリーの先駆けとも言える存在です。写真家の尾仲浩二さんは当時のキャンプで写真を撮られていました。

尾仲さんが当時の事を纏められた本の改訂版『あの頃、東京で..』は尾仲さんのホームページのショップから購入できます。此方では様々な尾仲さんの写真集まで販売されています。ご興味がある方は是非ご覧ください。

尾仲浩二さんは1988年に自主ギャラリー『ギャラリー街道』を西新宿に立ち上げました。2007年に阿佐ヶ谷、そして2016年に現在の東京中野に移り、現在は尾仲さんのワークショップの生徒さん達の新しいメンバーを加えて十人で運営されています。。。尾仲浩二さん監修の街道マガジンという雑誌も尾仲さんのbookshopで購入できます。。

『こどじ』に通い始めて、6,7年経ったある日、お姉さんに『そろそろどうかしら〜』と展示のお誘いを頂きました。こどじの展示スケジュールは2年先までいつも埋まっていて、私の初めての『こどじで』の写真展は2017年。『Body とSoul』と言うタイトルで主にオランダ、台湾、中国、韓国、日本で撮影したsnap写真を中心に展示させて頂きました。

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北京

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オランダ

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『KODOJI』の事を書いているブログは色々ネットで見つける事が出来るのですがその中で分かりやすい記事を見つけたので宜しければ

現在『こどじ』のチャージは800円+ワンドリンぐ800円です。2020年5月いっぱいお休みです。

2回目の展示は 庭劇団ペニノさんの初期の舞台の写真を展示させて頂いた、『Penino's Garden that you don't know?』『あなたの知らないペニノの世界』です。

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