英語を話せるようになるために(マインド編)
「英語を話せるようになりたい」
「海外に住んでいる人たちとコミュニケーションを取りたい」
「短期間で英語力を上げたい」
この記事を読んでいるみなさんは「英語を早く話せるようになりたい」と思っているものの、一向に話せず不安を感じているのではないでしょうか。
お気持ちはよくわかります。
隙間時間を見つけて英語に時間を費やしていても、話せている実感がないと焦ったり不安になったりしますよね。
結論、英語は短期間で話せるようになりません。
この記事では、英語を勉強する上で知っておくべきポイントをまとめました。
英語を短期間で話せるようにならない理由を知っているのと、知らないとでは大きな変化が生まれるでしょう。
なぜすぐに英語を話せるようにならないのか
英語に限らず、何かのスキルを得るためには膨大な時間が必要です。
例えば、野球を始めたばかりの人が「プロ野球選手になりたい」という目標を決めました。
野球初心者の方が、毎日素振りを1000回、投げ込みを5時間続けて、数ヶ月でプロ野球選手になれるでしょうか?
プロ野球選手になれるより、体調を壊してしまいそうですよね。
毎日練習を続けていれば、だんだんとスキルが磨かれ上達します。
今のプロ野球選手たちがいるフィールドは、何年間も練習を積み重ねた努力の結果なのです。
英語もスポーツと同じ。
話す練習を繰り返せば、徐々にスキルが上がって話せるようになるのです。
「短期間で英語を話せるようになる」という先入観があるからこそ、数ヶ月後の理想とのギャップで諦めてしまうパターンが多くあります。
英語は数ヶ月で変わると思わずに、ゆっくり伸びていくものだと思いましょう。
英語を話せるようになるためのポイント① 「目標を具体的に」
英語を話せるようになるには、目標を具体的にしましょう。
目標をはっきりさせることで、ご自身に必要な英語スキルを把握できます。
『海外旅行で求められる英語力』と『海外で仕事をする英語力』とでは、必要な英語力が異なりますよね。
海外旅行に行く人が、ビジネスで使う英語ばかり勉強していてもあまり効果的ではありません。
特に、「ペラペラ話せるようになりたい」という目標はやや注意。
海外に長く住んでいる方でも、ネイティブ同士の会話が聞き取れないことがあるくらい高い目標だからです。
『英語をペラペラに』ではなく、『海外旅行レベル』や『ビジネスレベル』など具体的な目標を立てましょう。
英語を話せるようになるためのポイント② 「常に自分と比較」
英語の勉強を始めると、どれくらい英語力が成長しているのか気になりますよね。
手っ取り早く英語レベルを知るために誰かと比較しがちですが、比べる相手は常に自分にしましょう。
人と比べても、本当の英語レベルを把握できません。
1日に3時間勉強できる人と30分しか勉強できない人とでは、成長スピードが違ってきますよね。
大切なのは過去の自分と比べてどれだけ成長したかです。
「英語の勉強を始めたときは50個の英単語しか知らなかったけど、1か月経った今は200個覚えている。」
「外国人に道を聞かれても、今までの自分は答えられなかった。でも、今は自信をもって案内できる。」
過去の自分と比べて勉強してきた分、それが自分の自信に繋がります。
それが小さな成長でも大丈夫です。
自分のペースで、自分の思い描くイメージでゆっくり成長していきましょう。
英語を話せるようになるポイント③ 「英語に完璧はない」
何事にも完璧さを求める姿勢は大切ですが、英語に完璧さを求めすぎないようにしましょう。
言語は奥が深く日々変化するものなので、終わりのない世界です。
「この参考書を全部終えてから」「文法を完璧にしてから」
英語の基礎力をつけることは話せるようになるためにも間違いではありません。
しかし「間違えたら恥ずかしい」という思いで、英語を話すことから逃げていませんか?
初めは誰でも「怖い」「恥ずかしい」と感じます。
完璧を求めるから「間違えたら怖い」「間違えたら恥ずかしい」という感情が生間れるのです。
「完璧じゃなくてもいいんだ」「間違えてもいいんだ」
心にゆとりを持たせて、楽しみながら英語に触れましょう。
まとめ
英語を勉強する上で大切なポイントをまとめました。
「目標を具体的に」「過去の自分と比較」「完璧を求めない」
時にはストイックになることも必要ですが、楽しむことはもっと大切。
自分のペースで、楽しみながら英語に向き合いましょう。