ワールドカップでよく聞かれる、サッカーって何が面白いの???
ワールドカップのシーズン、サッカーって何が面白いの???と聞かれることが多いのでワールドカップのたびに言ってる事+膨らませる話題をメモ。
そもそもサッカーってどんなスポーツ?
→ざっくりいうと相手のゴールまで線を引きあったり、相手の線を切ったりするスポーツ!
信号機の色を使って例えると…
・青:味方の選手
・黄:ボール
・赤:相手の選手
11人の青と赤で、1個の黄色の線を引き合うっていう感じ。
攻撃って?
→相手のゴールに向かってボールの黄色い線を引き切ること!
線の引き方は2種類あって…
・ボールを持って相手のゴールに近づける方法(ドリブル)
・青い点同士でボールを飛ばしあって、ゴールに近づける方法(パス)
想像してください。
ゴールしたっていうことは…
青い点が協力し合って、赤い点の波をすり抜けるように黄色い線がゴールまで引かれて突き刺さる!
みたいなイメージ
どう?
ちょっとカッコよくない?
おもしろそうじゃない?
っていう感じ
じゃあ守備って?
→相手の線を途切れさせること!
途切れさせる方法も2種類あって…
・ボール持っている相手に、直接1対1でボールを取り上げに行く方法(デュエル)
・相手同士が黄色い線を繋いでるところを途中でかっさらう方法(パスカット)
戦術って?
→どうやったらうまく線が引けるかな、断ち切れるかなっていう方法!
ゴールまで線を進める/相手からボールを取り上げる、一番手っ取り早い方法はデュエル。
サッカーの競技場ってめっちゃ広いから、それを11人×2チームじゃとても埋められない。
だから1対1で勝てるってのはそれくらい価値があること。
要はデュエルって大事なんでしょ?
めんどくさいこと考えないで別にドリブル繰り返したりデュエル何回も繰り返して奪い取ってけばよくない?
→確かにたまーにデュエル全勝できちゃうような化け物が居るんです…
攻撃だといわゆるメッシとかCロナウドとかネイマールとか、サッカー詳しくなくても知ってるレベルの選手みたいなスター選手
守備だとセルヒオ・ラモスとか?(一般人は知らんか?)
でもそんな選手って世界に何人もいないどころか、10年に1回とかそんなレベルでしか出てこない。
つまり味方に引き入れるにはめっちゃお値段高い。
だから…
・そんなスター選手居ないけどうまいこと線引く方法考えようぜ
・実は競り合いとか一部の分野の勝負ならスター選手に負けてない奴いるからソイツ生かす方法考えようぜ
・そんなスター選手が相手にいるけどなるべくデュエルしない方法考えようぜ
・そんなスター選手にボール持たれたらはデュエルじゃなくて囲んでボール取り上げようぜ
・そんなスター選手にはそもそもボール触らせないようにその前で奪い取ろうぜ
…っていうのが戦術。
ポゼッションって?カウンターって?
→要は戦術の呼び方
うまいこと線引いたり線断ち切る方法はいろいろあるけど、基本的にはまあ、陣形をくんで…
・相手の陣形に対して弱点つける陣形作るって方法
・相手が陣形崩したときその隙間狙って線を引くっていう方法
みたいなことをやる。
攻撃と防御、両方できる!みたいな方法はみんな探してる
で、長所は短所みたいな言葉もあるくらいそんなうまいことなんてそうそう出来るものではない。
だから実はここ弱点なんだけど、ここさえ隠したり目を瞑れば何かうまいこと両方できるぞ!って方法を誰かが編み出す
↓
流行る
↓
名前が付く
↓
どいつもこいつも流行りの戦術
↓
流行った戦術絶対殺すマンが執念で弱点見つけて対策を編み出す
↓
流行ってる=困ってる奴らも多いから、対策が流行るのも早い
↓
そして流行った戦術は過去のものに
↓
その対策の対策で~とか、また誰かが両方できる~ってのが繰り返されてる
それが続くと、アレ?大昔に流行ったあの戦術って対策されまくったのに、今の流行りだとちょっとアレンジすれば一周回って逆に使えるぞ?
みたいなことが起こってたりする。
インターネット配信で世界中リアルタイムで視聴できるせいで、この繰り返しは物凄い速度で加速しているわけで
ワールドカップは最近流行ってる戦術の品評会みたいなところがあるので、次回にはすっかり対策されてるのが常
2010年にスペインが優勝したけど、2014年には1次リーグで敗退とかこういう関係もあると思ってる
名前がついてる戦術を有名どころでいうと…
ポゼッション
→パスをメインに使って、相手がデュエル仕掛けてきても、それを回避しつつ相手があけた隙間を使って線を引こう!って戦術
相手が仕掛けてこないなら、じっくり陣形を整えてひたすらぶっ叩き続けて、相手が焦れるのを待つ
よく訓練されて焦れない相手ならどこかでデュエルを仕掛けて自分から相手を崩さないといけなくなる
ポゼッション戦術の有名どころでいうとバルセロナ
→カウンター
相手にわざと攻めさせて、相手が自分から陣形を崩すように仕向けてその隙間を使って線を引こう!って戦術
基本的に相手からどっかでボールを奪えないと、一生タコ殴られるハメになる。
一度自陣に引き込んでから返す刀で攻めあがるロングカウンターってやつは、足が速い選手が居ないとむずかしい
敵陣深い所から相手を追い回してデュエルしようぜ!って圧力かけて、ミスったやつから奪い取るショートカウンターって方法もある
相手の下手なやつにミスらせてボールを奪うのが一番手っ取り早いから、相手が上手いやつじゃなくてソイツにボールを渡すよう
相手を追い込むチーム全体の連動が必要になる
ショートカウンターの有名どころは香川が輝いてた時のドルトムントかなぁ?
ポゼッションの代名詞みたいなバルセロナだけど、パス主体っていうけど強いときはネイマールみたいなデュエルも凄い選手を味方に入れてたりする
また、ポゼッション戦術をしたいから、ボールを失ったら相手から素早く奪い返すために守備めっちゃ頑張る
その関係でショートカウンターも得意
実はロングカウンターもパスが上手ければ上手いほど素早く線が引ける訳だから、ポゼッション戦術の代名詞って言いながらバルセロナはカウンター全般も凄い上手かったりする
まぁ何が言いたいかっていうと?
→ポゼッションか?カウンターか?ってよく正反対みたいに言われているけど、相手のミスを突くって意味では何の違いもない
つまり相手を操作するっていう話
往々にして強いチームってのは何でもできるもんで、相手に合わせて使い分けているわけだ
だからワールドカップは何でもできるチーム強いし優勝しやすい。
じゃあどこが優勝すると思う?
→わ か る か !
俺はドイツ優勝でニギってるけど、4年前何でもできてたドイツも最近は調子悪いしね
日本と同組のポーランドとかすごい強いからいいところまで行くかもね!くらいしか
そんなこんな
ひょっとしたら更新するかもしないかも