エンジニアによるカジュアル面談の中身やプロセスまで語っちゃいます!(エンジニア採用)
こんばんわ!こんにちは!ファンズ株式会社でQAディレクターをしているSHIOです!
さて、最近一般的になってきた「カジュアル面談」ですが、当社も力を入れてやっています。
私はエンジニア採用チームの一員なのでエンジニア採用に内容が偏ってしまいますが、エンジニア採用におけるファンズのカジュアル面談についてドーンとご紹介できたらと思います!
そんな当社はいろいろなポジションを鋭意募集中です。
カジュアル面談って何話すの?
スカウトメールとかで「ざっくばらんに話しませんか?」「情報交換しませんか?」っていうメッセージが来ると思うのですが、正直「何を話すのだろう?」と思いませんか?
私は今でも思うことがよくあります。
それくらい各社が自分たちの思う「カジュアル面談」を繰り広げているので、求職者側は予想しづらい状況なのではないでしょうか。
実際あった例だと完全に「会社のことは知ってるものとする」みたいなカジュアル面談で面接風味のものだったり、逆に会社説明だけして終わりだったり、いろいろありますよね!
ファンズはその辺も赤裸々にお話できますので!
むしろエンジニアがどの程度かかわっていいて、どんな運用しているか、とかまでお話できますので、こちらにつづっていきたいと思います!
ファンズのカジュアル面談担当について
基本的には現在募集中のポジションと同じエンジニアか、新ポジション等についてはCTOが対応する体制となっています!
つまり…
QAエンジニアポジ: 私(SHIO)
バックエンドポジ: 社内のバックエンドエンジニア1名
フロントエンドポジ: 社内のフロントエンドエンジニア1名
テクニカルプロジェクトマネージャーポジ:CTO
こういう感じですね!
※ あくまで現時点なのでその点だけご了承ください。
もちろん別ポジションの人とお話してみたい等のご要望あれば対応可能なので、ぜひ中の人にお会いしたタイミングで聞いてみてくださいね!
カジュアル面談の流れや進め方は?
カジュアル面談を進める上で、担当者の認識の一致や、新しい方がカジュアル面談担当となることを考えると指針となるものが必要と考えました。
そのためファンズではカジュアル面談の基本的な流れ、進行や、それに伴ったノウハウ・Tipsをまとめたドキュメントを作成して運用をしています。
かくいう私は後続でカジュアル面談担当になった経緯もあり、このドキュメント整備をゴリゴリ進めた張本人ですが、ふと方向性が分からないときなど
読み返すと「ありがたいぜ・・」という気持ちになりますので、おすすめです。
余談:エンジニアはどこまで伴走する?
また、当社では採用のすべての流れにおいてエンジニアがすべて関わるように設計されています。
例えば、媒体から応募がきたりしたときのエスカレーションの流れからすべて人事とエンジニアの手で共同で設計がなされ二人三脚で採用に走っています。(ポジションによって微妙に流れが違うときもあるので、エンジニア採用の人事担当の方には大感謝です)
つまり起点となりやすいファンズから出しているスカウトについてはすべて担当エンジニアからお送りしています。皆さんのご経歴等々を拝見し「お話してみたいな」と思った方にお送りしていますので、その点はご安心いただければと思います!
私にもたまに来ますが「なぜこの職種でスカウト来たん・・?」とかは基本起こりえないフローで運用していますので、ご安心ください。
担当エンジニアからきたスカウトはきっとあなたに魅力を感じて送っているはずです。(少なくとも私はそうです。)
そして全ての流れを理解しているからこそ、カジュアル面談の担当になった時にだいたいのことはお答えできますし、イレギュラーがあってもオペレーションを理解しているからこそ、適切なキューだしができるというわけです!
コストは決して低くはないですが、それを上回るメリットが大きいと思える環境です。
カジュアル面談で使う資料はどうしてる?
資料はつい最近ですが、私がカジュアル面談担当になったタイミングで整備しようと思い、大型アップデートかけ、マスターファイルを用意した運用に変更しました。
以前までは、誰かの資料をコピーして自分なりに更新・変更を加えた「オレの資料」になっていたのですが、明らかに「その運用、ヨクナイ」と思い、整備に取り掛かりました!
今では、無事整備も完了し、共通のページ(自己紹介以外)での変更点についてはマスターを更新し、担当者に告知、担当者は資料を差し替えるという運用に。
この活動のメリットはやはり「今ある資料を全員で振り返るとめっちゃ改善点が出てくる」というところですね。
自分だけだと「説明でカバーすればいいし」とかで、どうにかなってしまうのですが、改めて変更するよ!といった場では気になってたけど直してなかった箇所や、直していいかわからない箇所もすべて確認して一気に直していけるので非常にたくさんの意見が出ました!👏
さてこうしてようやくカジュアル面談の下地が出来上がっていきます。
ひとえにカジュアル面談といっても、少しでも求職者方により良い時間を過ごしてもらえるように中の人達は整備を欠かせません。
いよいよカジュアル面談 Ver.SHIO
ええと、前提を出しておく方はフェアだと思うのでまず前提を・・。
私は3年ほどSaaS/PKGどちらも扱う企業の営業をしていました。なのでお客様とかとお仕事を通してお話するのに緊張とかはないですし、多分そういった経験のない方よりやや余裕をもってお話ができるほうだと思います。
そういったアドバンテージがある中でのSHIOバージョンとご理解ください。
私の基本的な方針
カジュアル面談は求職者さんのお時間いただいているので求職者さんドリブンに!
どっちが上とか下とかはないので、対等にそして誠実に
「様付け」はせず「さん付け」に 。
敬語は使いますがややカジュアルコミュニケーションをとるように
あと一番大事なこととして。
カジュアル面談は選考の場ではけっっっしてありません!
これは声を大にしてお伝えしたい。
なので選考とか全く考えずお話していただければとおもいます!
お話する内容
【1】特に聞きたいトピックがあるかお伺いする。
最初に、「求職者の方には資料を使って、会社やチームの説明をする用意はできてるけれど、特に聞きたいことやそれ以外でも聞いておきたいことってありますか?」とお伺いするようにしています。
ただの説明ならば、資料を渡してしまえば済む話ですよね。せっかくお話できるので、求職者さんの「知りたい」に合わせて回答したり、知りたい箇所の話を濃く話したり、興味のないところは薄めにしたり、追加で気になりそうなところを補足したりとアレンジできるように、まずこちらの質問を投げかけます。
【2】特に聞きたい話を踏まえて、「私」と「会社」についてのお話
自己紹介を入れた後、まず「ファンズ」という会社についてさっくりと説明をしています。
とくに「funds」というサービスは耳なじみのない方のほうが多いですし、「投資」のご経験自体もそんなに一般的ではまだないので、ご経験をお聞きしつつ説明を行い、「ファンズ」がどんな会社でどんなサービスを行っているのかをご説明します。
【3】会社のカルチャーや開発組織について
外から見える「ファンズ」を説明した後は、中の人にしか見えない「ファンズ」のご紹介です。
どういう人が多くて、どんな働き方をしているのかなどを全社共通のお話をしています。
そのあとは、一緒に働く中でもより近い存在となる「開発チーム」のご紹介です。
どんな開発組織なのか、人数構成といった定量的な話、人柄やカルチャーなどの定性的な話をいれつつ説明をします。
【4】QAチームについて
QAエンジニアの方とお話をすることがほとんどなので、私の場合は、QAチームについて厚めにお話をします。
現状のチーム構成、はたらきかた、業務の流れ、忙しさや課題感、チームの雰囲気、そして個人的に良いところなどをざっくばらんにお伝えしつつ、質問があればそれに回答してより深く理解してもらうために会話をします。
【5】募集ポジションについて
こちらは、念のため「お聞きします・・?」と確認してから説明をすることが多いです。
今までのお話を聞いてファンズに興味をもってくださる方もいらっしゃいますが、「思ってたのと違った」であったり「(自分の軸と)合わなかった」などありますので、求職者の方の志向に応じて解説をしています。
【6】時々、雑談
ここまでが基本の流れです。
このながれに合わせて、こちらから質問していったり全然別の関係ない話しで雑談したりと結構自由にお話させていただいています。
同じような悩みを持つ方とお話するときなんかは「わかるー!」と普通に雑談しあったりすることもありましたw
私の経験が薄い分野で活躍されている方とかだと普通に「どんな感じなんですか・・」と聞いて私が勉強になってしまうこともしばしば。
カジュアル面談は気軽にしましょ!
私の目指すカジュアル面談は、カフェでお茶するくらいの気軽さで企業の話が聞ける、そんな場なので、気負いせず参加いただけたら嬉しいです!
また私のポジションじゃなくても当社の担当メンバーもカジュアル面談が「相互理解」の場であることを重々承知しているので有意義な時間になるように努めていると思います。
なのでファンズが気になったり、疑問が少しあるな?ってときは是非飛び込んでみてください!お話しましょう!
そんなファンズはいろいろなポジションを募集していますが、QAはこちら!
全社的なものはこちら!
カジュアル面談前に情報収集したい方にはぴったりなのがこちら!
カジュアル面談に不安を持っている方に届いて、少しでも不安を軽減できたらうれしいですし、お会いできたらもっと嬉しい限りです!
そして当社の運用がほかの企業さんの一助になればこれ幸いです。
そんな気持ちで終わりたいと思います!
それではまた次の記事でお会いしましょう👋
SHIO@ファンズの中の人
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