わたしがnoteで発信を続ける3つの理由とその成果について
こんにちは、こんばんわ!
ファンズ株式会社でQAエンジニアや採用をやっているSHIOです!
今回はこれまで2年程?続けているnoteの発信とその成果について書こうかなと思い、筆もといキーボードを取っています。
ファンズ( funds.jp )とは
fundsは、投資をしたい個人のお客様と資金調達をしたい企業を結ぶプラットフォームです。値動きが不安だとか、かといって銀行に預けるのはもったいない、ほったらかしにしたいな、とかそういった気持ちをもつ投資家さんに寄り添うサービスになっているかと思います。
ファンズでいろいろ記事を書いてきた
さて、私はそのようなサービスを運営・提供するファンズに所属しつつ様々な記事を書いてきました。
入社エントリー
アドベントカレンダーの企画・記事執筆
QAチームの様子
QA関連
社内の様子 ..etc…
募集要項や会社概要のページ等では語られない様々なことをnoteを通じてお伝えできるようにせっせと執筆をしては公開をしていました。
実績は以下マガジンにも納められていますので、ささっお暇なときにでも・・
なぜnoteで発信を続けるのか
この問いには、いくつかのポイントがあるので少し分解してみようと思います。
noteである理由
noteである必要性は個人的にはあまりなかったのですが、ほかの方が参入するにあたり、
・先人がマガジン化を先にしていてくださったこと
・だれでもアカウント取得が容易であったこと
・社内の人達が書きたいとなった時に勧めやすかったこと
が大きなポイントでした。
そして私がnoteのエディタがそれなりに使いやすくSEO的にも問題なさそうだな、と思ったことが大きいです。
存外noteの書き心地は年々パワーフアップしているように思いますし、私好みであったという終始自分本位な理由です。
なぜ発信を続けるのか
大きく分けて3つの理由があります。
ただ最初から3つの理由が提起されていたわけではなく時系列として生まれた、が正しいので追って説明をしていきたいと思います。
#1「ファンズという会社がどういう会社なのか、まるでわからない」
まず私の中で最初の課題感にぶつかったのは、入社前からです。
自分が選考に進む会社のことって、やっぱりいろいろ調べるじゃないですか。私もそうだったんです。
カジュアル面談を終えて、選考に進もうかな?どうしようかな?と思っている頃にファンズのことを調べたのですが、びっくりするほど情報がありませんでした。
そもそもスタートアップ黎明期を駆け抜けた直後くらいで人数も多くない時代、退職者によるクチコミもなければ、入社エントリーの文化もないらしく記事が全然見当たりません。
ただ1-2記事人事の方だったり、当時のデザイナーの方が記事を上げている程度、社内の雰囲気等はわからずでした。
伝わってくるのは、「投資のサービス」「なんかすごいプロフェッショナルな人たちが意識高くやっている会社」「fintechのスタートアップ」であること。
私はベンチャーやスタートアップが大好きで職場のありとあらゆるところを職能や部署を飛び越えて駆け回り仕事をするタイプです。
それらを抑圧される風土・バリューの会社には行きたくないというより私がその会社で出せるバリューが半減してしまうので双方にとってデメリットしかなく、そういったところをちゃんと調べておきたいと思っていました。
がしかし・・(冒頭の課題に戻る)
というわけで、私は面接で根掘り葉掘り聞いたり、雰囲気を察したりして入社に至るしかなかったわけです。
入社後、自分の業務を把握したのち、入社エントリーなどの情報発信を「やりまーす」と言って始めました。
これからファンズに入ろうとしている方、選考に進んでいる方などに向けて情報発信したいが根底にありました。
#2 「採用」には情報発信が必要
続いて、2つ目の理由ですが私が採用にかかわるようになったことが大きいです。
私が入社してからほそぼそとQAの採用は続けていた?ようですが、あまり良い成果が得られず、QAエンジニアである私が採用へと乗り出しました。
その辺の細かい改善はまた別の記事としたいのですが、そこで痛感することが契機になります。
現在QAエンジニアの採用をメインに携わっていますが、QAエンジニアの採用担当者皆様共通で痛感していると思いますが「QAエンジニアいない」問題。
いや、いるんです。いるんですよ。DB上には。
私だってQAエンジニアですし(小声)
ただ、転職市場に出ている母集団が圧倒的に少ないと感じました。
TwitterのQA界隈やQA専用slackをはじめクラスタの中にいますが、かなりの母集団がある認識です。そして転職に対して「やぶさかではない方」が一定いらっしゃる印象でした。実際ここ一年を見ていてもQAの割と有名な方々が次々と転職をしているではありませんか。。。
つまり、転職市場に出ている層ではなく見えない層、それらの掘り起こしが急務です。
そして、「QA」といっても「QA」に含まれる中身が本当に様々分岐しており各社が思う「オレのQA」(=募集要項) と合致しづらくなっているな、という認識があります。
例えば、「自動化もできるQAが欲しい」となった時、「SET」が入るのか入らないのか、PlaywrightのようなE2Eをコードベースで書けるべきか、そうでないのか、などスキルセットとのマッチや本人の志向と企業側のやってほしいことのマッチがとっても大切な一方難しいと感じています。
そこで、私ができる打ち手としてはカジュアル面談の段階で当社側の体制や求めることを相手に合わせてお伝えし理解いただくこと、そして、メディアでの発信です。
前者は1:1にしか波及しませんが、メディアは1:nの力があります。
noteにQAチームの現状であったりを書くことで、ファンズの現状と自分゛がジョインしたときのイメージの解像度を上げる手伝いや、ファンズという会社に目をとめてもらったときの情報提供にもなります。求職者の方が、質問したい点をあらかじめnoteに書いておくことでカジュアル面談や選考の中で追加の質問の時間が取れたりするのでより解像度を上げて理解いただけると思っています。
そして採用を続ける限り、常に発信をしておくことで「ファンズ」という会社は「活動しているんだな」と印象付ける一助にもなると考えて発信を続けています。
#3 発信するからこそ考える「知りたいもの」の目線
執筆を進めるうえで「何を書くか」をだれもが考えるでしょう。
私も考えます。その時に改めて募集要項をみたり、社内で会社に関するスライドを見たり、そして今までに発信してきたあらゆる情報を見渡すようにしています。
そうすると「今お仕事を探している人は何が知りたいのか」「自分だったらここが知りたいのではないか」といった部分に目がいったり、「当社としてここを知ってもらいたいな」であったり、「ここの説明ちょっと足りてない」、「この部分、最近のこと書けていないかも」といった気づきがたくさん生まれてきます。
もちろん1つのnoteにまとめられるコンテンツと小さすぎてまとめられないコンテンツになることも大いにあるので、小さいものはnote化せず、Twitterで発信したりするようにしています。
ただフロー的にしたくないものは小さいものでも本来はストックであるnoteに書きたいですね・・。
なにはともあれ、そうやって、少し組織から離れるからこそ見える目線、立ち返れる「発信」というプロセスに気づきがたくさんあり、それもすごく大切だなと思って発信を続けられています。
これらの理由があり私は発信を続けています。
「発信の成果」について
前半読み飛ばして、ここだけ読む方もきっといるでしょう。
大きく分けて2つの成果をご報告します。
定量的な成果と定性的な成果。
発信の成果の定量的サマリー
ここでは私の主観ではなくnoteのダッシュボード昨日をそのままキャプチャしてみました。
おおよそこれで全体感が把握いただけると思います。
投稿した本数:14本
各記事の閲覧数とスキ数
特定の記事に偏ってはいますが、個人的には結構読まれたなぁ~、という印象です。これからもまたいろいろ書いていきたいと思っています。
個人的には、QAチームや会社のこともですがslackやJIRAのハック術部分もいろいろと書いていきたいなぁ、今回の採用等とは別目線で考えています。
定性的なサマリー
「note読みました」という方がめっちゃ増えた
サマリーというか、カジュアル面談や面接でお話するときに「SHIOさんのnoteを読んで・・」というお声めちゃくちゃいただくようになりました。すごい、恥ずかしい(照)。そしてありがとうございます。
私の当初の狙い通り、ファンズという会社を知ってくれた人が情報収集の一環でたどり着いてくれたのだと思います。
これは私が面接していなくても別の担当から共有されたり、そして入社した別部署のメンバーからもそういった声を聴くようになり、レバレッジが効いてきたな、というのを実感しています。
前項のサマリーにもあったように、万人に受ける内容ではないのでものすごいビュー数を稼いでいるわけではないのですが、知りたい人にはたどり着いてもらえるくらいにはなっている実感があります。
これは候補者の方やカジュアル面談された方の解像度が一方上がっているということなのでとても喜ばしいことです。私も引き続き「知りたい」をちゃんと書けるように頑張りたいと思いました。
「執筆が資産になる」
書いたnoteは、1回限り有効なものではないのです。
おいておけば、気になった誰かが読んでくれる長期的なドキュメントになります。
それが意味するのは、書いたものが「資産」になるということです。
たとえば、入社エントリーを書くことで募集要項に入社のイメージとしてその記事を紹介したりすることもできます。(現に当社はそれを行っています。)
また、スカウトする際のメール文面で参考資料として添付したり、面接の際に質問されたときに、以前書いたnoteを引用しつつ回答したりと二次利用できる場面が執筆してからすごく増えました。
そして、私の執筆の中で語られたワードに反応して企業さんからインタビューいただいたりと露出につなげることができましたし、素直に書いてよかったな、と思う場面が増えました。
それらの効果のほどはわかりませんが、資産が増えたことで少なくとも採用する側の武器の一つになれたのは個人的に御の字です。
そして「執筆した資産」は「自分自身」の資産にももちろんなります。これだけ発信してきたんだぞ、というのは対外的にもアピールできる強みにもなり得ますので一つのモチベとして資産を増やしていきたいですね。
15本目のnoteとこれから
さてそんなこんなで、これが15本目のnote。
2年弱、ファンズでnoteをつらつら書いてきた私ですが、成果にも書いたように「実感」する出来事が様々あり、他企業インタビューなど含めいろいろ初体験なことも多かったように思います。
毎月時間を取って書き上げるのを1つの目標としているnote。毎月何を書こうかなぁとふわっと考えています。
皆さんはどんな事が聞きたいとかありますか?
もしあれば、ぜひコメントかマシュマロに投げていただければ嬉しいです。
成果の振り返りはまた定期的にやりたいので30本目の節目か1.5年後の節目にできればいいなーと思っています。
それでは、皆さんぜひ発信を!継続的な発信をしていきましょう~!!
SHIO@ファンズの中の人
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なので、技術スタック気になった方は是非当社求人をご覧ください・・!(あとWhat we useも。)
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おわり
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