朝6時、少し前ならまだ闇が占めていた時間に目が覚めた。
もうちょっと寝ようかなぁと思った瞬間、鳥たちが鳴く声が外から聞こえ、エイヤッ!とベッドを抜け出した。
4月に予定しているリサイタルの曲の中に、花や鳥、自然の描写がたくさんあっていつもよりも目に飛び込んでくる気がするんです。
外を歩くたびに空や山、木々、そして自由に飛び、泳ぐ鳥たちを眺めるのがオキニイリ。
寒さに縮こまっていたスミレたちも伸び伸び賑やか。
「私たちは内気な春の使者。あなたの望みが叶い、幸せに満たされますように」って喋るスミレたち、オペラ「友人フリッツ」の中のお話です。
朝早くからのロングコースのお散歩で気持ちの充電完了。
探していた幸せが、そこに すでにあることに気付かされる朝。
すべての人にとって、ほっこりした気持ちで笑顔がこぼれるいい一日でありますように。