アディショナルカード一覧紹介&2Pick初日感想 前半(超絶パワカとN+前期上位2リーダー)【Shadowverse】【極天竜鳴】
こんにちは、ソー(@SopuranoSo)です。
今回は8/18に実装されたアディショナルカードの紹介・2Pick視点から見る個人的評価を紹介していきます。
というメンテ中に出すnoteの予定でしたが、少し変更して事前評価+初日使ったり使われたりの感想を書いていきたいと思います。当然のことかもしれませんが実際に使ってみるとかなり印象が変わったカードが多かったです。
まだ使用できてない何枚かのカードについては後日個別にnoteを出す予定です
普段2Pickをあまりプレイしない方のために、紹介順は今環境でよく見るクラスを先に、各クラスの2Pickでの特徴に触れながら説明するので、追加カードの確認+αとして見ていただると幸いです。
※新カード画像はShadowverse公式Twitter、及びゲーム内からの引用です。
想像以上にとんでもない性能をしていたカード2枚
マナリアの双姫・アン&グレア
綺麗なイラストとド派手な能力で注目の1枚でしたが効果が多すぎて能力見落としやすいです。
私の場合このカードの評価に関わる大事な部分を何個か見落としていたので、皆様の気付きのキッカケになることを願い共有しておこうと思います。
双姫の大魔術にはスペルブーストがある
進化時に全体3ダメージと回復がある
アンの大英霊は相手ターン終了時に消滅する
特に1つ目についてはマナリアカードを出さないとコストが下がらないと思っていたので2Pickでは《双姫の大魔術》が発動はかなり難しい勘違いしてました。スペブがあるなら文句なしの強さです。
盤面を見ての通り、分かってしまえば強いカードであることが伝わると思います。
他にも《アンの大英霊》が自身の能力で消滅するため、大魔術で出させないために放置するという択を迫れること(アングレアを場に残すという選択)。ウィッチの苦手とするシオンやオーレリアに介入出来ることなど、色んな発見や他クラスへの影響はこれからも見つかると思いますがとにかく強いカードでした。
聖緑の輝き・カーバンクル
全てのエルフカードのコストを下げる効果は強力ですが、7コストという重さとエルフのリソース問題の観点からそれほど強くないかと思ってましたがそんなことありませんでした。
次のターンから爆発的な動きをすることも可能ですし、8PPから『カーバンクル→煌めきプレイ&進化→4コスになったアルバorルナールをプレイ(リーフマンまであればベスト)』という動きもあるのでいつでも高いパワーを発揮できます。
更に現在の2Pick環境がコントロール系カードが強く、ゆっくりとした試合展開になりがちなのでレートなどの上級者との対戦でも有効だと思われます。
早いゲームになればアクセラレートもありますし、今後のエルフ復権を目指せる最強クラスのカードだと思いました
クラス別カード紹介(ニュートラル・ヴァンパイア・ネメシス)
ニュートラル
初日感想:どちらも進化関連かつ中長期戦で力を発揮するカードなので進化先の縛りが少ない中長期戦をするエルフとビショップは恩恵が大きく、進化先がほぼ固定化されるネメシスヴァンプには恩恵が少ないアディショナルだったなと思います。
三相の女神・バイヴカハ
アディショナルでは珍しくニュートラルのレジェンドカードが登場。フォロワーのスタッツを上げつつ、消費したEPが3以上なら《バイヴカハの宣告》を1コストで加えます。
『消費したEP』は文字通りEPを使用した回数で、謂わゆる無料進化や自動進化では増えないことに注意。基本的にはEPを使った進化の回数と同じですが、一部フォロワーやスペルの能力で消費することもあります(アディショナル実装時の2Pick環境では《アルセーヌ・ルパン》のみ)
2Pick評価 B
条件達成は楽ではないが不利になりやすい後攻時の逆転札として
EP3消費はEPを回復しない限り後攻でしか達成できない条件となっています。
現在の2PickではEP回復は金虹のカードにしか存在しておらず安定して狙えるものではないため、やはり福音は後攻の時のみ使えるものとして考えた方がいいでしょう。
総じて積極的に取るカードではないものの、どのタイミングでも最低限の役割はこなせるので無難にピックできるカードという印象です。
このカードと最も相性の良いクラスはエルフで、EP回復の条件が最も簡単なピアシィと後述するカーバンクルがEPを回復するカードで追加されました。プレイ回数により手札消費の激しいクラスでもあるのでエルフに関しては積極的に取ってもいいと思います。
※使ってみた感想
1ドロー1回復のおかげで使い勝手が良く。序盤から使いやすい性能になっています。ピックする以上、福音を狙える形は整えたいですが実際のプレイではこだわる必要はなさそうです
メチャカワ傭兵・フィーナ
相手のリーダー回復を1に抑える能力と交戦時に攻撃力が上がる能力。そして進化時に相手フォロワーかアミュレットを破壊することができます。
2Pick評価 A〜B
進化権に余裕のあるコントロール寄せのデッキで活躍
発表時に話題になりましたがこのカードは2Pick最強カードの1枚《レジェンドソードコマンダー》を取ることができるカードです。
1枚でレジェソを突破できるカードは《アルティメットバハムート》か《氷蝕のドラゴン》くらいだったので3コストで倒せるフィーナは革命的な1枚です。
進化時効果はロイヤル以外のクラスとの戦いでも無駄になりませんし、ファンファーレ効果も《狂騒の悪鬼》や《惑わしの魔狼》のタイミングに合わせれば効果的に使えるため活躍の機会は多いフォロワーだと思います。
逆に言うと進化権をフィーナに使うことのできないクラスは使い所を考えないとなりません。
具体的に上げるとネメシス・ヴァンパイアは進化の振り先がかなり固定化されているので他のクラスより恩恵は少ないと思います。
ヴァンパイア
月下の狼王・ヴァルツ
常に復讐状態になるファンファーレ能力と9/9、3回攻撃という《月下の跳躍》で疾走させたくなる特徴的なスタッツを持つフォロワーです。
2Pick評価 C
現在のヴァンパイアの戦略と相性は悪いがいつか必ず評価されるカード
現在の2Pickヴァンパイアが中盤戦に弱く6ターン目に《狂騒の悪鬼》進化でリカバリーしていく立ち回りをするため、ヴァルツに6PPとEPを使える展開はあまりありません。
また今期2Pickの復讐状態は《アビスドゥームロード》や《ダークジェネラル》・《紅き血の女王・ヴァンピィ》など高い攻撃力を得ることができますが、体力回復は乏しい傾向にあります。
そのためヴァルツを使えるタイミングは少なく、現在は優先ピックするシーンはあまりないと予想します。
ただし進化+《月下の跳躍》によるOTKは決まれば勝つ狙いたいコンボであること。今後追加される復讐ギミック次第でヴァルツの評価も上がることから、どこかのタイミングで優先度が一気に上がる可能性のある1枚でもあると思います。
魔刃の吸血鬼
復讐時にスタッツ上昇と4ダメージを与える《呪剣の吸血鬼》のリメイクカードです。
2Pick評価 D
金虹枠に求める能力ではない
このカードに限った話ではありませんが2Pickでは1対1以上の有利トレードがしにくい1コストフォロワーはピック優先度が低い傾向にあります。レアリティの高さも相まって魔刃は別フォーマットでの活躍が多い
カードになると思います。
ネメシス
百獣獅子王・グライアス
アクセラレートで旧グライアスで加えていたスペル2種のチョイス。ファンファーレで破壊されている機械を場に出す、機械デッキの切り札となり得るカードです。
2Pick評価 C-
現状は7/4/8疾走のみのフォロワー
2Pickはローテーションよりも1弾少ないカードプールになっています。そのためこのカードで出すことを想定されているであろうベルフォメットと2種類の触手カードが2Pickにはありません。
グライアス実装段階ではほぼ疾走のみのカードと考えていいと思います。今後の機械フォロワーの種類や能力が揃ってからが本番です。
廻り出す運命
《デウスエクスマキナ》とその効果を活かすためのAFと共鳴調整のカードをデッキに仕込んでくれます。
2Pick評価 D
全ての能力が既存のネメシスの考え方と相性が悪い
まず《廻り出す運命》のアナライズと量産を加える効果ですが、現在の2Pickネメシスはドロー能力が乏しいため手札枯渇を起こしやすくなるデメリットの色合いが強いです。
そう考えると《デウスエクスマキナ》の手札の補充能力は相性が良さそうに見えるかもしれません。しかしこちらも金虹を複数枚引いた場合に使い切れなくなる可能性や、リーシェナ・知恵のホムンクルスといった手札に抱え込む一部の戦術とぶつかり合う可能性があるため、プラスになるとは言い切れないところがあります。
EPを回復・温存できるクラスでもないことも加味すると、デウスエクスマキナをプレイするためにスペル含め6PP支払うことが殆ど。
現在の2Pickネメシスの戦い方とはあまり噛み合わない1枚だと思います。上手く使うためには恐らく工夫が必要です。
前半記事のまとめ
・前期人気のヴァンプ・ネメシスのアディショナルは控えめの性能(特にネメシスは金虹の強さが大きな魅力だったので影響大)
・アングレアは色々な能力が詰め込まれすぎてて能力見落としがち。全部強い
・エルフはカーバンクルが高性能。ニュートラルとも相性がいいため中堅以上に浮上する可能性あり
後半では全カード紹介予定です。見て頂きありがとうございました。