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ゼンブオブ智紗
映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』が素敵すぎる作品でしたので、想いが止まらず感想を書き綴ることにしました。
想いだけで書きなぐっているので、文章の諸々には、、ご容赦いただけますと。。
もちろん!ネタバレの!オンパレード!!ですので、未鑑賞の方は映画館へお帰りくださいませ___________
私はとりあえずこの映画を公開初日に3回拝見させていただきました。
1回目はシンプルに映画作品として全体を楽しもう!
2回目は"桐井智紗さん"という登場人物に注目して!
3回目は『桐井智紗さんを渡辺莉奈さんが演じている』という目線で!
まずはシンプルな映画として、ゼンブオブトーキョーは本当に面白かったです!!
学園青春ものがこの世で一番好きな私としては、題材の時点で至高だったんですけれども。
高校生の悩み・葛藤だったりもありつつ、その中で高校生ならではの思考と行動の自由度の高さがすごくて!
大人なら考えて止まってしまいそうなことでも、挑戦していたり…
でもそこでの失敗に対してはすぐに謝れるし切り替えることが出来たり...
そういった点でもこの11人の高校生たちは魅力的なキャラだなって感じさせてくれました。
てなわけで、、
本編の気になったところを、最初から振り返ります。
「ごちそうは全部食べて味わい尽くしたいよね~」的なナレーションが入りまして~
池園さんが教室で座っている姿から始まります。
このシーンで池園さんの机には『みんな大好き桐井智紗モデルのヘッドホン』
ここで、池園さんがこのヘッドホンを持っている理由について、色々考えてました
(※これに関しては事前情報を入れてない状態であればそもそも"桐井智紗"というキャラがヘッドホンを持っていることも、このヘッドホンが"桐井智紗"と同様のモデルであることも確定はしないので、そこは情報を持っているからこそ発生した思考ではあるのですが、、、)
考えるときにまず、池園さんが見たことのない冬服の制服を着ていることが気になりました
この時点で、頭の中には二つ思い浮かびまして。
①このシーンが入学直後のシーンであり、このヘッドホンは元々池園さんが持っていて、学園生活中に桐井さんとの交流で譲った
②このシーンが卒業式(もしくは修学旅行からの秋~冬)で、桐井さんは何らかの理由でおらず、池園さんに思い出としてヘッドホンを渡している
正直後者のパターンで、「桐井智紗さんがアイドルになって学園を去っている」ため、思い出としてヘッドホンをお渡しした方なんだろうなとは思っておりました。池園さんが机の上のヘッドホンを思いにふけりながらとって耳につけていたことも含めて、大切な思い出という雰囲気もありましたので(まぁアクスタの件とかもありましたしね~)
でも前者だった場合のパターンもめちゃよくね?とも思ったりしまして~
元々『引っ込み思案で自分で決めることが出来ない優柔不断な桐井智紗さん』と『活発で主人公気質な池園さん』が一番仲良しっぽいのもあって、なにか仲良くなったきっかけが存在するのかなと考えておりましたので、そこら辺のエピソードと紐づくのもエモいなとか。
入学当初は池園さんも本来の元気で活発な姿はなく何らかの事情を抱え、、そこで桐井智紗さんと....とかならさらにエピソードも作れそうでしたので。
まぁここら辺は1クールドラマとかなら可能なんですけどね~
90分映画のどこにそんな話入れろいうねんですからね。。
でも池園班が仲良くなった経緯は知りたいですね!
ざっくりとした雰囲気を見た感じだと、、、
・池園×桐井
・羽川×説田
・桐井×羽川
・桐井×桝谷
・説田×桝谷
とかが特に仲良さそうなのかなとは感じました~(桐井智紗さん多めなのは偏りのある見方の可能性あり)
「羽川×説田」に関しては、ひぬけんをいじっていた時のような関係性なんだろうなとは思いましたし、仲良くなりそうだなとは思いました(ここに池園含めても違和感なし)
まぁ、、つまり、、、「桐井智紗さんと皆さんが仲良くなった流れを教えてください」ってことですね~
これ実際に思うこととしては、、桐井智紗さんを演じている渡辺莉奈さんのエピソードと同じことが起きてるんやろなとは思ってはいます。
自分から進んで話しかけることは出来ない桐井智紗さんに対して、
「かわいい子がいる~」くらいのテンションで池園さんが話かけて、池園さんと元々仲良かった羽川さんも一緒に三人が仲良くなったのかなと
(渡辺莉奈さん高校生友達2人出来たエピソード参照)
残る謎である、、『桝谷さん』
そもそも元々東京にいた彼女は高校生になって引っ越してきた感じですよね。
であれば高校からは交友関係がリセットされるみたいなとこありますし、ほぼ0から築いたグループだとは思うんです。
しかも2年生になってからの関係性の可能性もあるわけで...
大本に池園さんがいそうな気がしてたんですけど、桝谷さんと池園さんの間には修学旅行の際はまだちょっと距離がありそうなので...
んで桝谷さんと一番仲良さそうなのが、桐井智紗さんということで............
絶対お互い自分から話しかけるタイプではないじゃないですか?
これ気になります!!!!!!!
ってことで脚本の福田さん、、、書いてください。お願いします。。。
最初から振り返ろうとしてたら人間関係が気になりすぎて一切進まないもんで、、、
本編に戻って、、
池園さんがヘッドホンをつけて流れる「急行券とリズム」は、、いいですね~
やっぱりイントロのギターの音は、期待感がすごいですね、ここで一気にテンション上がりました
曲は流れたまま移動中のバスへシーンが移動
桐井智紗さん初登場...ここちょっと涙腺いかれていたので普通に泣きました...素敵な横顔でした...はい...
加えて、桐井智紗さんで言えば、、トレードマークのヘッドホン!
そもそも修学旅行中なので当たり前なのですが、桐井智紗さんがヘッドホンをつけているシーンがここだけかと思うんですが。
ヘッドホンのスライダー部分(長さ調整部分)が片方が一つだけ出てる程度だったのです。
こちらのヘッドホンを実際に着けてみた感想といたしまして、、
いや、、、頭ちっっっっっっっさぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
でございます。はい。ほんとに。やばい。。。
...んで、バスの中でそれぞれ別の場所に座っている班のメンバーってところがまたいいなって思いました。
確かに修学旅行って仲良いメンバーだけで組んでいいときもあれば、無造作に組まされたり、2、3人のグループが何個か集まって組んだりもしますし。
特にバスなんてその時話してた子と適当に隣座ろうとかしたりしますもんね。
なんかすごいここのシーンで青春感じました。好きです。
このシーンで桐井智紗さんと桝谷さんの隣...誰も座ってなかった???
ちょっとここはうろ覚えなのでなんともではあるので確実ではないのですが、、でもそれもわかるって感じですよね~
そもそも桐井智紗さんはバスの中でヘッドホンを着けて自分の世界に入り込んでいる民ですからそりゃそう。。
桝谷さんはクール東京人の真っ最中なのでそりゃそうでございます。。
でも、正直この後の東京観光のこのおふたりを見ていると、あの2人は隣に座らせれば楽しくお話してそうだなとは感じました。
まぁこの後の東京観光シーンや最後の海で遊ぶシーンなどは『ゼンブオブトーキョーの11人』よりも『日向坂46四期生の11人』って感じ強いですもんね。好き。
あとバスで桝谷さんの後ろの席をちゃっかり確保している花里さん。
ここでスケジュール覗き込んでるので、ストーカーの準備ばっちり完了してるの、、ほんとにすごい…………..やばい()
でもこの花里さんストーカー(?)、個人的に結構時間軸が好きでして。
花里さんが桝谷さんを見つけたシーンで、
「どうやって見つけたんこの子?!ずっとストーカーしてて一人になる瞬間待ってたん?!」とか思いましたが、、、
この後すぐに桝谷さんがいる橋の上を池園さんが通りぬけるのを見て、唯一花里さんが得ることが出来た桝谷さん情報である"池園スケジュール"通りであったということ!
ならずっとストーカーしてたわけではなく、覚えていたスケジュール通りにストーカーしようと思ってただけなんだ!ならよかった!!!
...でもさ、普通のスケジュール通りだった場合は池園班の5人全員いたわけじゃん??この子班に乗り込もうとしてたわけですよね??
しかもその後の展開でも花里さんがこの時点で池園班の誰かと仲良さそうなシーンはありません。。。花里...つよし...
んでバス到着
あの、、、ホテル(?)から自転車で出ているの熊切監督だったりしません?違いますね。。失礼しました。。。。
みんな大好き「ひぬけん」こと「日沼健二先生」!!
めぐちゃんと説田ちゃんがぼそぼそと先生をいじってるの...高校生感がつよくていいですよね~
ここで他クラスメンバーが総集合
ちゃんと守谷くんを背後から狙う辻坂さんの圧倒的存在感がもうおもろい
ほぼ皆さんヘアアレンジをされている関係で見つけやすくて助かる
ここからは純粋な東京観光タイムですね
先程も述べた通り、『日向坂46四期生』感というか、純粋に東京を楽しむお姿が観れて、かなり幸せです。
本作品はそもそも演じる四期生との面談を踏まえてキャラを作りこまれているのもあり、かなり普段のメンバーのイメージと一致する部分が多い印象です。
その中でも、池園班の5人はほぼほぼ皆さん普段のお姿と変わらないというかテンション感でいえば、個人差はあれど私としてはピッタリだなと思うメンバーばかりでして!
でも唯一違うなと個人的に感じるのが、『桐井智紗さん』で。
表情とか立ち回り方とかは普段の渡辺莉奈さん感ありありですが、一番は"声"の部分に違いを感じます。
"桐井智紗"というキャラが『気弱で自分で物事を決められない、守ってあげたくなる女の子』であるため、普段の渡辺莉奈さんと比べると声のボリュームが一段階小さいのはもちろん、(全体に話しかけるときとかは特に)トーンが一段高くなっているなと感じます。
あと桐井智紗さんは中盤から後半にかけて、ずっとシリアスシーンの中心にいらっしゃるので、友達とふざける掛け合いなどが動きではあれど、セリフとして誰かをいじる様なシーンは特になかったかなと。
そのため、「働きたくないTシャツでしかめっ面するお姿」や、「スカイツリーの高さに怖がる桝谷さんに外を向けようとするお姿」が桐井智紗さんというか渡辺莉奈さんだなって感じた部分でした。
ここの桐井智紗さんの件に関しては、私が渡辺莉奈さんを知っているからっていうところはあるなと感じて、渡辺莉奈さんを知らない方が映画を観たときにこのシーンとかで桐井智紗さんに対してどういう印象をもったかめちゃくちゃ気になります
誰か教えてください。これこの世で一番気になります。。。。
、、、さて、ここからは東京観光時の桐井智紗さんの話するのですが、
浅草寺で参拝された際に、立ち去り際に軽くお辞儀をして階段降りていく姿...ここの表情も含めて『桐井智紗さん』だなって。わかる。。
花やしきが閉まっていた際に次のスカイツリーに向かうと決めた池園さんに対して、「でもどうやって行くの?」と聞いてるお姿や、昼食のもんじゃ屋が混んでいて入れず池園さんが謝るシーンでの「大丈夫、気にしないで」と手でやっているお姿は、正しく桐井智紗さんの性格が出てるな~って感じましたし、桐井智紗さんがよく表れてる日常シーンはうれしいしかございません______
優しくて周りのことを常に気にしすぎるからこそ、周りから一歩下がって自分の意見を通すことはしない、だから周りが決めてくれたことに対しては感謝のお気持ちだけ、話を円滑に進めるように一言とかではあるが促そうとする。
みんなから守ってあげたいって思わせる魅力的な女の子だなって個人的にはさらに感じました。
というわけで、東京観光を行いました~からの遂に昼食タイムですね
ここで結局はパラレルワールド・異世界転生するわけですが、、
全員この機会を伺っていたっていう、、ほんと何回観ても、、
【池園優里香さんかわいそ!!!!】
理由という点においても、、
・アイドルのオーディションをうけるため
・推しの東京限定グッズを手に入れるため
・好きな男の子を追いかけるため
・元都民なので東京観光をずっとするのはきついため
......何この班????
「オーディションの桐井智紗さん」と「推しのグッズの説田詩央里さん」は修学旅行の予定を池園さんが組んでるときはまだ決まってなかった可能性がわんちゃんありますが(それでもではあるのですが)
他2人は何だろうが抜け出す気満々だったの強すぎる。。
とはいえ、桝谷さんに関しては、たまたまみんながバラバラになるって言い始めたからなら逃げるか~ってなった説ありますよね。
羽川恵さんに関しては、、、確信犯ですけども、、、
そういう意味ではこの作品に出てくる11人の中でルール守ってるの「池園優里香さん」と「満武夢華さん」だけですもんね。
守谷君とその彼女も現行犯です。問題児が大量でございます。ひぬけん...頑張ってください。。。
【ぽぽず】
自由時間を全てグッズ獲得に使おうとするこのチーム力すごいよねの"ぽぽずさん"たち。
誰が行っても手に入らない方に有能なおふたり、誰が行っても絶対に手に入った方に残りのおふたりを配置してしまったことが悔やまれるチーム()
まぁ4枚手に入ったので!勝利です!!!はい。
でもこのチームは結束力がすごいなと感じましたね。
正直、説田ちゃんを待たずに他三人は各地に向かっていたほうが入手の可能性は上がっていたと思いますが、それでも一度みんなで決起集会をすることで結束力を高めて「散!」するところは...青春を感じてかなり好きでした~
説田ちゃんは、今回の池園班パラレルワールド事件の口火を切った子でもあり、ほんとに行動力つよし。
行動力も意志も強くてこのチーム内だとリーダー的存在でもあり、みんなのバランサーでもありで、登場人物の中だと一番の有能キャラって感じ!
UFOキャッチャーで満武さんを紹介された際に一度渋るところとか、「みんなの想いも背負っているから」感があってちょっと...沁みました。。。
『でも気を遣える』という部分が他のメンバーに送るLINEのやり取りから感じられてキャラとして、かなり好きですね~めちゃいいこ😌
角村さんは何の落ち度もないのに一番苦労をしたメンバーというかわいそう以外の何物でもなかったっすね~ほんまに。。。
でも角村さんのセリフが"めぐみお"ペアに発破をかけるきっかけになってるのいいよね。
特に恵ちゃんが桐井智紗さんを助ける際のセリフにも繋がってくるので、角村さんの苦労も無駄じゃなかったってことで、はい。。
門林さんはずっとふわふわで結局やらかしたわけではあるのですが、あんまりやらかした感がないのがすごい。
このあたりを観光しよ~といって永遠にパンダ(?)に乗り続けているのは、、くせつよだと思います。山下葉留花さんすぎるかもです。
梁取さんのセリフは一つ一つの破壊力が強すぎます。
最初四人で集まった際と、地下に閉じ込められてからのテンションの変わりようが絶妙なのと、焦っているか焦っていないか微妙な雰囲気がこの梁取さんというキャラなんだなって感じれて、キャラの面白さという点ではこの子がダントツで好きかもです~
作品思い出す時に地上を懐かしんでるこの子をよく思い出すので、、やっぱり好きです。
【守谷くん組】
噂通り、このおふたりのやり取りは表情がころころ変わっていくのも含めて、とっても面白かったです!
あとは、、、おふたりともではあるのですが、、守谷くんを見つけた方法だけお教えいただいてもよろしいでしょうか???
羽川さんは、東京観光のスケジュールを池園から渡された際に唯一表情が曇った子だったのも含めて、すごい感情が表情に出ますよね~
それがとても魅力的で、守谷くんに向ける表情も毎回毎回違って百面相です。一番女子高校生をしてたなって思う少女。
最後にもんじゃやけ食いもソフトクリーム作戦考案も含めて、この子はほんとにずっと楽しそうで一番にこにこさせてくれた子でした。まさしくかほりん。
辻坂さんは、キャラが濃すぎて暴れまわってた印象です。さいこうです。
竹内希来里さんの普段の雰囲気からも違うし、不思議な雰囲気を放ってて、でも見ていて楽しい・面白いというほんとにすごい子だなって。
きれりんちょは、、、、やっぱいいのです。
【下北沢組】
終始コメディをずっと続けていた組
桝谷さんが成長していく物語組でございます。いやほんとに。
だって他の2人が無敵なんですもん。しかたないですやん。。。
桝谷さんは最初から「自称クール系」なので負けヒロイン感すごかったです。
前半は表情もクール目で花里さんと出逢ってどんどん崩れていき、満武さんとの出会いが全てを壊していくって感じ...楽しい。
結局この修学旅行が与えた影響が一番大きかった子なのではとも思います。卒業式とか別キャラでしたし。
あと説田ちゃんとは仲良さそうだったのはちょい意外でした。桐井智紗さんもですが、、出会いかもん。。
花里さんは、"この作品の面白かったシーン製造機"でした。このグループが混沌と化していた原因でもあり、ほわほわしていた原因でもあるピュアという名の鋭利な何か。。。
オタクと知ったときのやり取りとかは花里さんの真骨頂でしたし、ちゃんと池園さんに語り掛ける真剣さも持ち合わせている、これまた魅力的なキャラでした。
個人的にゲーセンで説田ちゃんと話す桝谷さんの後ろでエスカレーターにそのまま乗っていき、何とか引き返してくる花里さんは背景としてとてもよかったです()
満武さんは、唯一の他校生。最後までよく付き合ってくれました。ほんとにこの子の付き合いの良さはえげつない、普通途中で帰る
得意なことでよくしゃべるようになるとことかちゃんとオタクしてくれてて助かる。
一番気になっていた『女王』がまさかの回収され方でなんか...ほっ。。
【池園優里香】
全ての場面に顔を出し、全ての事件を解決に導く、有能だけど不遇な班長。。
他の組は各々のストーリーを進んでいる中、池園さんだけは東京を巡りながら東京のゼンブとは、、を味わっていくお姿は、、やっぱり切ない、、
冒頭ナレーション通り「どれかとかではなくゼンブ味わいたい」をモットーにスケジュールを組んだ池園さん。
そんな彼女が最終的に桐井智紗さんと合流した際に、自分が作ったスケジュールを破って、「スケジュールを組んでいる時には当たり前だった一緒に回るみんながいない」という事実と向き合う時には、ほんとにこの子は強くてかっこいい人だなと思いました。
桐井智紗さんを助けるために、みんなに電話を掛けるシーン。
本来であればみんなとバラバラになったタイミングで電話を掛けることも出来たはずが、ここまでしてこなかった。
途中で花里さん達に話している通り、戻ってこない班メンバーが自分が作ったスケジュールに納得いってなかったんじゃないか、みんなはみんなで楽しくやっているのではないか、、、
とか色々考えてしまっていて感情も複雑になって、、のタイミングでの桐井智紗さんとのお話。
あそこですぐに自分のここまでの想いではなく、桐井智紗さんを助けるに気持ちが切り替われるの、、すごすぎます。
この作品の主人公は間違いなく『池園優里香』さんです。
【桐井智紗】
はい。桐井智紗さんです。
1人になってからの桐井智紗さんは会場までの移動や会場付近での暇つぶしがメインでしたね。
時間つぶすのが近くのお店を探すとかではなく、ふらふらとしているなのも、写真を他の方に頼めないのも、、桐井智紗さんっぽい。
喫煙タクシーさんに写真のことで詰められるシーンからひぬけん先生に携帯没収されるまでのすべてで、意外に要求をいうことは出来るところに芯の強さは感じました。
そのすべてに『"有川凛さんのチェキ"を手元から放したくない』という強い想いが有ったからこそなんですかね。
池園さんに自分の夢・その夢を追う理由について話すシーン
『有川凛さん』...この人が究極のアイドルすぎます。
表情がうつむきながらも前に進みたい少女である桐井智紗さんに対してまっすぐなあのお言葉は...そりゃ夢見ますよ。前に進みますよ。
渡辺美穂さんと平尾帆夏さんのお話としてもですし、やはり憧れている方からの応援や後押しの力は...すごい力になりますよね。
みんなが合流して、スマホが取り返されるまで、、、
この時間は桐井智紗さんにとってどんな時間だったんだろうなとは考えます。。
万が一のためにタクシーのアプリを入れている池園や作戦立案して実行する羽川、他のみんなが自分のために動いてくれて、迷惑をかけたはずの池園からは「頑張って」の言葉。
このすべての想いに応えようと奮起している表情も、スマホがとられる原因となったタクシー運転手に対して自分のことを伝えるお姿も、、
さっきまで先生やタクシー運転手の方に伝えたいことも伝えれなかった少女とは思えない、とてもまっすぐで応援したくなる輝いている少女だなと感じさせられました。
だからこそ間に合わなかった時のショックは計り知れなくて。。
自分が合格できなかった、アイドルになれなかったよりも、、みんなの想いに応えられなかったの涙だったのかなと感じました。
それも含めて、みんなが桐井智紗さんのためなら!と協力したくなったように、想いをぶつけたタクシー運転手さんが変わったように、映画を見ている私たちが全員間に合えって思ったように、
桐井智紗という少女の持つアイドル性はとてつもなかったんじゃないかと、、終わってみて感じました。
"ゆりちさ"の海でのシーンは、THE青春で!
桐井智紗さんにかける言葉を池園さんがこの修学旅行で学んだことに落とし込みながら伝えるお姿は何度でも言います。
『池園優里香』主人公、最高
個人的にここの桐井智紗さんの目線とかはかなり好きです。
桐井智紗さんとしてはみんなに迷惑をかけたうえで、オーディションにも合格できなかったので申し訳ない気持ちも、池園さんに対しては班を抜け出してしまった気持ちで申し訳ない感情でいっぱいだったと思います。
そういう中でもあり、桐井智紗というキャラも踏まえて、視線は池園を捉えることは少なく、下や海の方をよく見ていて、、、
でも大事な言葉の時には池園本人を見ていて、、
この一日を集約したシーンでもあったので、桐井智紗さんの集大成でもあったかなと。
そういう意味でもとても素敵なラストシーンになっていたと思います。
『私のトーキョーのゼンブにはみんながいたんだ』
この言葉が...ほんとにこの作品のゼンブでした。
最後に卒業式のシーン
最初のシーンに戻って、やはり卒業式のシーンでした。
桐井智紗さんはアイドルになっていて、ヘッドホンは何らかの形で池園さんに引き継がれ、、
最後の卒業式に向かうシーンはこれからも続いていく青春、そしてこれからの道へという楽しみな未来が見えるようでした。
そこであの修学旅行を思い出す池園優里香さんの表情とお言葉は、、とてもとても素敵なものだったなと__________
という感じで映画を思い出しながら桐井智紗さん多めの感想をつらつら書き綴り。。。
またこれからも何回か見に行くので、他の見どころとか見逃してることとかも探しながら楽しめたらな、、です______