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小学校受験、私立・国立?大切なのは志望校の選択です

小学校受験をお考えになるきっかけは様々です。
そもそも受験という形態で合否を判断される小学校には国立小学校と私立小学校があります。

国立小学校はガラポンと言われるかなりの倍率の抽選を経てからのお試験となります。

一方私立小学校は、 わたくしりつ
と言われるように、教育方針や授業料も環境もそれぞれの学校によって全く違います。
その学校の教育理念に従いどうしても貴校で学ばせていただきたいという熱意を見せ、第一志望校であることを願書や面接でアピールすることが合格へ必須のアプローチとなります

小学校受験を考えたとき、なんとなくのイメージではなく、どのような教育理念があり、実際はどんな環境でとのような人材が輩出されるのかまで調べて、小学校から長ければ大学までの一貫校であれば、16年という長きに渡りその教育環境や人間関係の中で過ごすということは、大人になるまでの価値観のほとんどをその中で培うということもしっかりと考えた上で志望校を選択していただきたいと思います。

難関校に入れたとしても、私立はこの中で少なくとも中学、高校まで家庭としても関わることが多くなります。

私立校それぞれに雰囲気やカラーの違いもあることは確かです。

慶應義塾幼稚舎は私立最難関校と言われ、日本で最初の私立小学校ー私塾と言われていますーであり、教育方針や環境なども独自の形を守り続けています。
1874年に創立されて、150周年という歴史のある私立小学校です。

⭐️6年間担任持ち上がり
⭐️教科別専科制
⭐️独自の学校行事
⭐️独立自尊 まず獣身を成してのちに人心
 気品の泉源、智徳の模範などの教育理念
⭐️カリキュラムー体育、美術ーの多様性

この他にも私立としての独自性がかなり大きい学校であることは知られていますが、幼稚舎という学校が具体的にどのような学校かを第一志望校にされる場合はしっかりと学校研究されて臨まれることをお勧め致します。

私立小学校はそれぞれに大変特徴があり、お試験の内容についても全く違います。
それは学校としてこのようなお子さんが欲しいのでという内容であるということです。

幼稚舎では体操、絵画工作、行動観察だけでジャッジされ、いわゆるノンペーパー校の極みと言えるのですが、あのお試験で何がわかるのかとよく言われますが、体操も絵画工作も幼稚舎、ひいては慶應義塾という私塾の塾員として相応しい人材を見極める内容になっているのです。

また早稲田、青山、学習院、立教や女子校の雙葉、白百合、聖心、東洋英和など私立小学校として、それぞれ入学試験で試されることに特徴があります。

私立小学校受験を考える時

しっかりと学校を研究し、学校説明会や学校行事に出向き、できれば在校生や卒業生の方にお話しを伺えるなど、具体的にその学校での教育について、第一志望校となる強い想いを持たれることができれば、ご家族でお試験までの期間迷いなく、最後まで乗り切ることができるのではないかと思います。

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