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絵本のすすめ

絵本のすすめ
お勧めの絵本作家の方からご紹介する絵本です。
作家は最高にごきげんな絵本という表現がピッタリの数々の名作を生み出された
馬場のぼる先生です。
馬場 のぼる(ばばのぼる)

1927年青森県三戸町生まれ。1949年、上京し漫画家としてスタート。少年漫画家として人気を得る。1967年に出版された「11ぴきのねこ」でサンケイ児童出版文化賞受賞。「きつね森の山男」が絵本デビュー作。「11ぴきのねことあほうどり」他で文藝春秋漫画賞受賞。「絵巻えほん11ぴきのねこマラソン大会」でイタリアの子どもたちが選ぶ、エルバ賞を受賞。2001年永眠。

何度も読んでも面白くてごきげんになれる絵本の数々の中でも、是非まずはこの絵本から。
11ぴきのねこシリーズの最初の一冊

ねこのシンプルでコケティッシュな姿が最高

絵本の主人公はとらねこ大将と10ぴきののらねこたち。

いつもおなかがペコペコな11ぴき。
けれど、見つけた魚はいつも11等分。
これじゃあ、お腹いっぱいにはなりません。

おなかが減った11ぴきのねこは、はるか遠い湖までやってきます。
そこには「怪物みたいに大きな魚」がいると言うのです。
11ぴきのねこは、いかだを作り、帆を張り、なわも積んでいざ出発!
さあ、どんな魚が出てくるというのでしょう?

馬場のぼるさんの大人気絵本「11ぴきのねこ」シリーズの記念すべき第1作目がこの作品。彼らに名前はなく、ただの「のらねこ」たち。だけどなんて魅力的な主人公たちなのでしょう。「お腹いっぱい食べたい」その思い一つでどんな困難にもニャゴニャゴ―っと一致団結。体を張り、知恵を絞り、作戦を実行していくのです。

11ぴきのねこの前に立ちはだかるのは想像を絶する大きさの怪魚。
まるで歯が立ちません。
だけど、そんなことじゃ諦めないのが、エネルギッシュなねこたち。

思いもよらない作戦を考えつき……。

あっと驚く最後の展開は、この絵本最大のお楽しみ。
読んだ途端に彼らのことを大好きになってしまうのでした。
一冊読むと、子供だけではなく、大人まで必ず全部のねこシリーズを読みたくなります。

コロッケと猫たちの痛快なストーリーは何度でも読みたくなります


やるなと言われるとやりたくなる子ども達と猫がオーバーラップ

まだまだたくさん。
見ると読むと幸せになる魔法の絵本
馬場のぼる先生の不朽の名作シリーズ
是非読破してください!

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