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環境の力

結局、一月は、泳ぐことも、読むことも、書くこともほとんどせずに過ぎてしまった。しかし、ピラティスは、かろうじて週3回のペースを崩さずに続けた。イタリア語もリスニングをほぼ休まず続けた。

年末に予定していた一月の計画のほとんどを後回しにして私が何をやっていたかというと、家の大規模な整理整頓だ。すでに小型トラック二台分くらいの物を処分したが、不用品やゴミがまだまだ出てくる。

物というものは、時間が経つごとに増えていくのだと、片付けるたびに思う。整然とした綺麗な空間を維持したいのに、片付けても片付けても、しばらくするとどこか雑然としてくる。

何と言っても、我が家には物が多いのだ。そこまで散らかっているとか汚いとかではないが、買い物好きの家族なので、収納以上の物がある。

今回の大規模な整理整頓で、自室がやっと使えるようになった。まだスーツケースやスキーウェアなどは隅に置いてあるけど、それなりに広いスペースを自分のために使えることが嬉しい。本棚や文房具も整理した。だいぶすっきりして、視覚的な圧迫感がなくなった。

片付ける前は、部屋全体が家族の物置きになっていて、とてもではないがそこで仕事したり、執筆したり、創作活動したりしようとは思えなかった。散らかっていて、物で一杯で、そこにいるだけでイライラして落ち着かなかった。

でも、そのスペースが綺麗になった今、私はダイニングテーブルではなく、自室のデスクでこのNote記事を書いている。まだ改善の余地はあるが、片付いた空間でキーボードを打っていると、気分がいい。

環境と精神状態はリンクしているとよくいうが、実際そうだと思う。どっちが先かはわからないが、私は、家が荒れているときは精神的にも落ちていることが多い。そして家がスッキリしてくると、気分も良くなる。

整理整頓にはもう少し時間がかかりそうだが、ぼちぼち執筆や読書も再開したい。自分のための素敵なスペースにいると、創作活動も捗るのだろうか。

いつも綺麗な空間を維持することで、自分の調子も整えたい。お気に入りのものに囲まれて、気分良く快適に暮らす。それは私の目標の一つだ。


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