小紅書REDでバズった投稿のフル活用法は?知らないとバズってもったいない!
RED小紅書でのバズるコンテンツについて、すでに多くの人がどのように作成するかを語っています。しかし、バズるコンテンツが生まれるのは簡単ではなく、それを作るだけで活用しないのは非常にもったいないです!
そのため、得がたいバズるコンテンツを最大限に活用し、その価値を余すところなく引き出す必要があります。
作者紹介 Sophie Chow
一、バズった投稿自身の最大活用
1. 効果広告/「薯条」への投資
ユーザーがRED小紅書アプリ上でバズるコンテンツを目にしたとき、表紙、タイトル、アバター、ニックネーム、いいね数などを見て閲覧するかどうかを判断します。すでにバズるコンテンツであるため、表紙やタイトル、アバター、ニックネームを変更せず、クリック率が下がるリスクを避けるべきです。この中で唯一の可変要素が「いいね数」です。
例えば、いいねが1,000の投稿と1万の投稿では、どちらをクリックしたいと思いますか?
もちろん1万いいねの投稿です。したがって、いいね数が多いほど、ユーザーのクリック欲が高まります。このため、効果広告や「薯条」を利用していいね数を増やし、バズるコンテンツのクリック率を更に向上させることが可能です。
2.バズるコンテンツの補足
ユーザーがバズるコンテンツを閲覧するとき、画像/動画、キャプション、コメント欄を通じて実際の購入をするかどうかを判断します。完璧なコンテンツは存在しないため、コメント欄で寄せられたフィードバックに基づき、情報を補足・修正することで、コンバージョン率を向上させることができます。
二次編集が投稿の露出に影響する可能性もあるので、コメント欄で関連情報を補足する方法がおすすめです。
3. コメント欄の管理
上記と同様に、バズるコンテンツのコメント欄を丁寧に管理し、ユーザーの注意を製品に集中させ、計画通りに誘導する必要があります。
①コメントの固定
コメント欄でユーザーから寄せられた重要な内容、或いは自社が投稿する情報を一番上に固定します。例:どこで購入できるか、購入時の懸念に対する回答など。
文字形式の「どこで購入」という情報がRED小紅書でブロックされる場合、画像を利用してコメントすることが可能です。例:注文履歴のスクリーンショット、ショップのスクリーンショット、商品のスクリーンショットなど。
②購買ムードの醸成
製品やコンテンツに基づいて、ターゲットを絞ったコメント管理を行います:
購入場所の質問: リンクが欲しい、○○が欲しい(製品名)、待ってます…など。
価格の質問: 価格を知りたい、いくらですか…など。
購買フィードバック: 画像を利用してコメントし、リアルさを強調し二次購買を促します。例:「偶然、私も買いました」「○○(実体験)」など。
製品に関する質問: 質疑応答形式で、購入者の不安を解消します。
購買を公表: 購入したことをコメントし、購買ムードを醸成し、他のユーザーを購入へと誘導します。例:「買いました!本当に良かった!」など。
4. 検索結果ページの最適化
高い意思決定が必要な製品の場合、ユーザーはRED小紅書アプリでブランド名や製品名のキーワードを検索し、検索結果ページを閲覧して「情報収集」を行います。このため、こうした製品については検索結果ページの最適化が求められます。
①検索結果ページに関連性の低いコンテンツが多く表示されるのを防ぐ
関連性の低いコンテンツが多い場合、小紅書の運営チームや担当者に相談して対応を依頼します。
また、コンテンツのキーワード配置(SEO)を工夫して、関連性の高いコンテンツが検索上位に表示されるようにします。
これが難しい場合、「ブランドスペース」の購入を検討してください。検索結果に目立つ形でブランド情報を表示することができます。
②該当商品の検索結果ページのトップ100に、他のネガティブなコンテンツが表示されるのを防ぐ
ネガティブなコンテンツへの対応策:
ポジティブなコメントで誘導: 他のユーザーの注意をネガティブな話題からポジティブな話題に移します。
ユーザー満足度の向上: 問題解決後、ユーザーが投稿を削除する可能性が高くなります。
問題の透明性を確保: コメント欄で状況を説明し、ポジティブなコメントを固定します。
二、バズった投稿アイデアの二次活用
1. 繰り返し利用
①非PR投稿をPR投稿として再利用
インフルエンサーと協力した非PR投稿がある場合、再度インフルエンサーと連携してPR投稿に変更できます。内容は元のバズるコンテンツを繰り返すだけで十分です。投稿者自身の作品を繰り返し利用する場合、転載やコピーと判定されるリスクは低いです。
②バズったPR投稿を自社アカウントで再利用
PR投稿についてインフルエンサーから権利を取得し、自社アカウントで再投稿します。この際、内容を一部リニューアル(例:キャプションの微調整や投稿者へのタグ付け)することが推奨されます。
③自社コンテンツの継続利用
自社で作成したバズるコンテンツであれば、繰り返し利用して流量を引き出し続けます。効果が落ちてきたら次のコンテンツを用意します。
2. 模倣・復刻
バズるコンテンツを詳細に分析し、同様の形式で模倣・復刻を行います。この方法は、バズるコンテンツが現れた直後の短期間に最適です。模倣者が増えすぎる前に行動することが重要です。
3.小規模のリニューアル
バズるコンテンツの要因を特定し、その上で新たな要素を追加してリニューアルします。ただし、全てのバズるコンテンツが再現可能な要因を持つとは限らず、一部は偶然の産物である場合もあります。
三、モジュール思考に基づく活用
「モジュール思考」とは、全ての事象を積み木のようなモデルとして捉え、それを構成する「部品」を分解・再構築して新たな価値を生み出す方法論です。RED小紅書のバズるコンテンツも同様に、以下のように「モジュール化」して活用できます:
1.表紙の再利用
他の投稿の表紙をバズるコンテンツの表紙に差し替える。
バズるコンテンツの表紙を変形させて再利用(例:「置顶(トップ)」マークや想定データを追加する)。
2.スクリーンショットの活用
バズるコンテンツのスクリーンショットを表紙として利用。
コメントやデータのスクリーンショットを含めることで、投稿の信頼性を強化。
3.内容形式の変換
バズるコンテンツを異なる形式(例:テキストから動画、またはその逆)に変換することで新たな価値を生む。
4.バズ要因に基づく展開
バズるコンテンツの要因を分析し、それに基づいて派生コンテンツを展開します。例:
製品がバズる要因である場合、その製品の異なるモデルや詳細な特性に焦点を当てたコンテンツを作成する。
以上は、小紅書REDでバズったコンテンツのフル活用法となります。いかがでしょうか。
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