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散步香港138 < 啟德 / 『九龍城寨之圍城』搭景 撮影セット@AIRSIDE >

AIRSIDE に引っ越してくる前、香港國際機場にこのセットがあった時の様子は以前の記事 『九龍城寨之圍城』搭景 撮影セット@香港國際機場 にてどうぞ。

さて、オープン早々に行ってきましたよ。仕事終わりの6時半に行ったので行列はそれほどでもなく、待ち時間15分と書いてあったけれど10分もかからずに入れた体感。

入り口前には大排檔。

これの右側の宣伝ポスターを撮ったつもりだったのにどうやらミスったらしく手機に残っていなかった。ごめんなさい。

入った途端左側に王九。陳洛軍でも龍捲風でもなく王九ってのがいいね。

解説するほどのことはあまり無いのでとにかく写真を堪能してくださいな。

微妙なアングル違いを沢山載せていくのでそれぞれお楽しみください。

「撮影セットの復元」と思っていたので、こういうのが入り込んでいると萎えてしまう。

やはり龍哥は絶対に外せないキャラだよね。

この黄色のヌンチャクが一般に出現したのは1978年。映画の設定は1980年代。時代考証はOK。

と安心していたら、今回の展示用に新たに作ったろ?的なものが多くて萎える。

城寨四子のこれは映画ありきだからね。

私の後ろを通りがかったおばちゃんが「陳洛軍の靴だよ!最初はこっち履いてて、その後こっちになったんだよ!」とお連れさんに説明してて、おお、おばちゃん、コアな『九龍城寨之圍城』ファンだな、となるなど。

なかなかの賑わいなので、他のお客さんが入らないように写真撮ろうと思うとアングル考えたり、その場でじっと待ってたりしなくちゃいけないのは、ちょっとストレスかな。

本編で胸を鷲掴みされたこの麻雀牌九龍城。違うんだよ。水の上におったてたボロ小屋なんだよ、これがあったのは。雰囲気違い過ぎて萎える。

似非セットを一回りしてもやもやしたままこの劇照部屋に来た。これだ!私が見たかったのは!ただね、部屋が暗すぎるのと、仕事終わりでフラフラなうえに荷物が重くて一枚一枚じっくり見られなかったのが残念。

動作組専属みたいになっているので私からするとこういう story board が見慣れているし面白くもある。

劇照部屋出口にあるのはこれ。やっぱりこれでしょう。この雰囲気とビジュアルでしょう。日本の配給の残念さを憂う。

「セットを復元!」みたいな謳い文句だったから、かなり期待して行ったのだけれど、実際には「セットを模したテーマ・パーク」だった。映画の撮影現場でセットとはどういうものか見慣れている私からすると拍子抜け過ぎたよ、ごめん。なので、これから行く方は「セットを模したテーマ・パーク」だという心構えで見に行っていただきたいと思う。

2025年4月13日まで。

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