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博多から太宰府へ


博多駅に到着し
地下鉄でまずは、アクロス福岡へ移動
福岡市街地をうろつくのはかなり久々
博多駅から通り過ごすことも多かったから
バス移動で景色を眺めながらもいいなぁ
とも思ったけれど、手軽さと速さを選び
地下鉄移動とした。

地下鉄はやはりアクセスも良く
あっという間だったけれど
電車を降りてから地上に出るまでの
徒歩移動のほうが長い気がした。

地下鉄のこの奥深さを知ると
博多駅前の陥没(2016)を思い出した。
これだけ掘りこんだらねぇ・・・
安全な交通手段とは本当に有り難いものだ。


わざわざこちらに足を運んだのは
草場一壽さんの陶彩画展をみるため。
Instagramで何度も上がってきて
懐かしく感じて作品を拝見していると、福岡で
タイミングよく個展が開催されるとのこと。

陶彩画展

草場さんを初めて知ったのはこちらの本
書店を通り過ごす時に目に入ってきた。
仏像とか、観音とか 神仏に 特別
興味を持っていたわけでもないのに
なんだかとても気になり即購入。
2010年発売ということだからその頃の出来事。
なぜこちらの観音の絵に惹かれたのかは
最近、理解できる情報を受け取って
なるほどと納得。

観音様の絵と陶彩画について

いつか実物をいつか見てみたいと思いつつ
すっかり時が過ぎ、12年後の今がぴったりの
タイミングだったということだろう。

ということで
この度は観音様というよりは
「龍と復活の女神たち」が中心の展覧会へ

女神達勢揃い

会場の入り口

作家自ら入口に配置した垂れ幕

初日に訪れたので、この垂れ幕の配置とかを
せっせと、微妙に移動させているお方が・・・
垂れ幕の横のキャラによく似ていらしゃる
も、もしや・・・ご本人では・・・
垂れ幕の前で写真を撮ろうとしたら
「どうぞどうぞ」と気さくな対応
一緒に行った相方に
ご本人では?と耳打ちすると
「カメラマンさんじゃない」
とあっさり返答 (*_*;

う〜ん確かに
カメラマンさんにも思えてしまう雰囲気
どちらにしろアーティストな
ご本人だった (^_^メ)

行く前にこのインタビュー動画をみていれば。
この個展に寄せてのインタビューが 
さすが・・・深い。
イメージ通りの思想の方
必見!!  ⇩


中は撮影禁止なのでわずかな写真
なるほどなの記事


デジタル画やカードの販売もあったけれど
実物の質感を見てしまうと
少々買う気を損ないがち
それでもやっぱりカードは購入

こちらの黄金の龍
龍の額を通過するように
一本のラインが入っている
スタッフさんの解説によると
この絵を釜入れしていた時に
すごい雷が鳴ったそう
釜から出してみると
見事に龍の額に稲妻が落ちた風合いに
そうしたものは普通は
完成作品として扱わないものだが
意味あってのことだろうということで
作品として登場

本物はもちろん
稲妻に凄いインパクトあり!!
必然の稲妻⚡️


実物は角度が変われば色も違って見えるから凄かった
佐賀ギャラリーに行ってみたい
なぜ佐賀なのか・・・と思っていたけれど
陶彩画というだけあって
佐賀の有田焼の技法だからなんですね
それを試行錯誤されての作品
作品の経緯を理解できると
さらに鑑賞の重みを感じる

佐賀の陶器市に何度か足を運んだことも思い出す
焼き物は単なる色付けで完成ではないから
本当に難しい技術なのでしょうね


こうして
本物の陶彩画を12年越しに見ることができた。
タイミングよく足を運べて良かった。

博多 警固神社

アクロス福岡から少し歩き天神駅に向かう
周辺はブランドのお店も連なり都会的な雰囲気
おしゃれな人のお買い物風景を眺めながら
街の中心地にある立派な神社に立ち寄る

参道が大工事中で
全体像が良くわからなかったけれど
今どきの洗練感漂う参道になるのかな

デパートととの一体感が
すでに洗練感


三越ビルを背景に
コントラストの効いた趣のある社
名前も社紋もなんか凄く  男前

警固神社  けごじんじゃ

警め、固る神
悪を示し、過ちを良い方向へ導く神
「八十禍津日神」
罪けがれを祓い
足りないものを補い
善を見いだす神
「神直日神」、「大直日神」

言霊学で登場するお名前
日常ではあまり聞きなれない貴重な神様

どうかお守り頂けますように。
境内の金木犀が満開でいいが香りが辺りに充満


警固神社を後に
すぐ側の西鉄福岡駅から電車に乗って太宰府へ

ペパーミントグリーンの電車が可愛い

大牟田行きにのり景色を眺めつつ
途中乗り換えて太宰府駅に到着。


太宰府参道 寄り道

太宰府天満宮をガッツリ周遊前に
ちょっと休憩。

太宰府天満宮と言えば社紋の梅
梅ケ枝餅は絶対食したい。
地元の人の一押しのお店「かさの家」へ
喫茶の併設がありゆっくりできそうなので
こちらへ

まずはお茶を出してくださった
坪庭もあって
これだけでほっこりした


コーヒーか抹茶が選べる
あつあつの梅ケ枝餅はサイコー
あんこの甘味も程よく
皮はカリッとして香ばしい

一つではぜんぜん物足りなくて
おい餅 追加注文
この喫茶、古い建物そのものが
ギャラリー仕立てでお得感あり

若冲も目の前に!
家具の質感も趣きあり
美しい壺もいくつか展示され
とても素敵で落ちつく空間

つやつやで重厚な家具は
相方曰く
福岡で有名な大川の家具だろうと


地域の伝統技術が生かされた空間は素敵



太宰府天満宮までにすでに
お腹いっぱいになってしまったので
次に続く


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