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六甲山神社

むこやま神社
六甲比命神社に向かうにあたり
六甲山神社の情報を目にした。
サラッと行けそうにない場所にある
交通手段も限られているが
行ってみたい気持ちが勝ち
とりあえず六甲比命神社周辺まで行き
模索することにした。

六甲道駅からバスで六甲ケーブル下まで行く
終点
六甲ケーブル  下   ここで下車
通勤通学の時間帯はわりと混雑

周辺にはこんな看板

六甲ケーブル下 ここから六甲ケーブル上まで登る
 片道切符を購入
出発まで待機
クリスマスがまじか
かなりの急斜面を登る


樹々の合間を抜けていく
ケーブルは窓がなくOPEN
山の斜面に沿った急角度の車両
斜面を登るためレールの上を走る というか登る 
六甲上に到着 下車
車両がかわいい
六甲ケーブル駅 上

到着後 正面をでるとすぐにバスが待機。
ここからも神社周辺まで上り坂
結構な距離もありそうなのでバスを利用する。 
周囲をじっくり見る間もなくバスに乗車
バスの乗車時刻は限られているので
バスの時刻を確認しておいてよかった。

なぜか
朝一なのに既にバスがぎゅうぎゅうに混雑
人けが多い場所でもないのに ギリ乗り込めた。
どうやら校外学習の小学生でバスが満員らしく
稀なタイミング。

バスに乗り込む前 かろうじて撮影
既に眺めが良い

途中で小学生ご一行様が社会見学のため下車。
するとバス乗客は数人。うち私以外の方は 
六甲山頂駅ロープウェーの職員さん。
六甲山頂駅で皆下車。
周辺はまだ人けのない静かな山。
結局、観光客らしき人は私だけで到着と同時に
建物の入口のカギを開けられたばかり。
つられて一緒に入ってみると
開業時間じゃないのに嫌な顔もされず
気持ちよく挨拶して頂き、快く建物内に入れて頂いた。

六甲山頂駅


早朝の到着の目的はロープウエイでなく 
六甲神社
色々調べたものの、交通手段がなく
歩いて行けるのかもやや不安な道のり。
ここから、六甲神社に向かう手段を訊ねてみた。

地元の人もあまり知らない神社らしい。
そしたらば、始業開始まえの職員さん勢ぞろい
〝 ナイスガイのお兄さん方5~6人集まり ”
あれやこれやと、話あって情報を下さり
地図を見せてくれたり、グーグルマップを見てくれたり、山越えの状況、道路状況や、距離 時間を検討してくれたりとお仕事時間でもないのに本当に親切にして頂いた。
結局、歩いて行けるだろうとのことで、地元の方のご意見を伺ったうえで、安心して行ってみることにした。
ナイスガイの皆様 本当にありがとうー😢
ついでに、周辺の地図も頂きこれを頼りに後に六甲比命神社を散策した。


駅の真下に道路があり、そこをひたすら真っすぐ道なりに進む

こんな道路で道のりは安定 
歩道は落ち葉に埋もれて歩きにくい
ナイスガイのアドバイスは
車が少ないがゆえ
スピード出しているから気を付けてとのこと
なるほど なるほど
道なりに所々六甲の町を見下ろせる
山側は深い林が連なる
実際は笹が地面に広がってとてもきれい
標高885.6m
すでにケーブルやバスで登頂付近がベース
道路は比較的アップダウンは緩やか
もはや高いのか?よくわからず
途中道路工事中で迂回道として山登りをさせられてしまった・・・
ここが一番きつかったと言いたい
お陰で六甲山 反対側の景色が見渡せる
随分あるいてほんの40分強トンネルが見えてくる
ほとんど車は走ってないけれど 歩き人は注意
トンネルの先に薄っすら鳥居が見える
トンネル内で市をまたぐ
この山を越えて両市を行き来する人は少なく
なるほど情報も少ないはず


トンネルを抜けると すぐ鳥居が見えてきた
やっとこさ到着の模様
おー来たぞ
一の鳥居
歩道看板の赤い鳥居を進む


山之地大神の鳥居
山之地大神
捨稲荷社
樹と石が祀られる
名前の由来がよくわからず
さらに道をのぼり
広場に出る
垣根の間から登山者らしい方が二名ひょっこり現れて
登山できるコースがあるのだろうか
白山姫観音が見守る
とても広々した敷地の一角に佇む

そうしてまた鳥居へ向かう

小さいお社ながら沢山お祀りされているご様子
民家っぽいが ここの鳥居の先へ進む
 立派な家族杉がお出迎え
周辺はとてもきれいに整備されている
二の鳥居 正面から入る
六甲山神社(白山の宮・石の宝殿)


ピンぼけが残念ながら きれいな鳳凰
鳳凰に縁がある神々なのでしょうか
石の祠の前に拝所
小ぶりで安定感のある狛犬さん達
ご神木が美しい
なにやら意味深げな図説
石の宝殿
拝殿の両脇から祠が見える
これ以上先は 立ち入り禁止
右側から


左側から

この祠を眺めていたらこちらの管理者の方が来られて 
朝一のお参り 朝のお勤めの祝詞をあげられていた。
勝手ながら
ありがたく祝詞を聞かせて頂きながら一緒に手を合わせる。
とても響く声でその祝詞は祓戸の大神 云々等・・・
内容はすっかり忘れてしまったのだが
先祖への感謝などなどの言葉が含まれて
内容がとても腑に落ちるような
素敵な言霊に出会えた。


管理人の方にご挨拶
少しお話できた
景色が素晴らしい場所であるということ
ここの神社を知る人や 訪れる人は少ないこと
儲けがないために交通の便など減らされていること
写真だけ撮りたくて来る人さまざま・・・

元は雨乞いの神であったこと
修験道の場であったこと
色々な歴史の集合で今の神々が祀られていること
など少しお話頂けた。

足を運んでほしい思いと
ここに祀られているものの本当に意味や
神聖さを理解して参拝してほしいなどの
思いがあるように感じた。

勿論
SNS 動画の拡散がなければ
私もここにはこれなかったわけで
ありがたい情報でありながら
情報発信では その場を
穢すことのないようにしたい。

ここはもともと
雨乞いの神であり
廣田神社の奥宮であり
菊理姫 神功皇后説 色々あるが
六甲山自体がご神体であり
それを祀る原型なのだろう。
山のエネルギー
鳳凰のエネルギーも
満ちているのかもしれない。


お会いできた方は ↓ 宮司さんでした。

osan-katsuyo.com/kyodoshimap/pdf/b_1_5.pdf

菊理姫を祀るがメインなのでしょうが
こんなに山頂でも、また神功皇后説がある。不思議。

エネルギーが強いと
樹もこんなに曲がりくねったりするとか聞くけど
神戸が見えるだけでなく
うっすら雲の向こうは
 大阪も見えるよと教えて頂いた
家族杉にお別れ
広場に戻ると日差しが出てくる
来た道を戻る
鳥居にもお別れ
またトンネルを通り来た道を戻る
曇りが晴れて
街が良く見える
山沿いの樹や笹の葉が映えて綺麗
景色眺めながら歩く
樹々が光を浴びて綺麗

これが見えたら安心。
無事に 駅まで戻ることができた。
六甲神社まで往復の片道40~50分トレッキング終了。
道路工事の迂回がなければ40分くらいで行けるかも。

登山好きなひとなら余裕の道のりだけれど
結構な時間もかかる。
それでも道なりの景色は素晴らしく
森林浴もでき
歩道をあるけばハードな登山でもなく
歩いて訪れる価値があった。

大切な場所は、簡単には足を運べないものだな
とつくづく実感できた。


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