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引退を迎えて 4年#8由井健太
お世話になっております。外国語学部ポルトガル語学科四年、背番号8の由井健太です。私たち四年生は11月6日の帝京大学戦を終えて、引退となりました。そこでこのブログにこの四年間の部活生活で学んだ事や後輩へのメッセージ、今後に向けて等を綴りたいと思います。
私は入学当初ははサークルで少しバスケが出来たらいいなと思っていましたが、コロナ禍でサークルがほとんど活動していませんでした。そこでこのバスケ部だけが活動をしていて、ただバスケができる環境というだけの軽い気持ちで入部してしまいました。その結果、正直四年間ずっと私の部活に対する気持ちと、周りの先輩やプレイヤーと気持ちのズレがある状態でした。四年生になってからは責任感が強くはなったものの、ずっと全力で部活動というものに取り組めたかというとそうは言い切れないのも本音です。
ですが、上級生になって後輩が出来ていくうちに、組織の中での自分の立ち位置ややるべき事、この部活に残さなければいけない物などが客観視できるようになった気がします。組織というものがいい方向に向かう事は全員が同じ方を向いてまとまらなければ難しい事を痛感した四年間でした。プレイ面ではずっと試合に出ることはない四年間でしたが、最後の千葉商科大学戦ではプレイタイムをもらい、沢山の声援の中、磨いてきたスリーを決める事が出来、少し報われたような気がします。きっと私は今後バスケにこれほど関わる事はなくなりますが、この「引退」という日を迎えられた事は私の中での一生の宝物です。
最後に、関わってくれた先輩や同期、後輩への沢山の感謝を伝えたいです。こんな私に居場所を作ってくれたのはこれまで関わった先輩方や後輩、そして同期の最高な仲間達です。本当にありがとうございました。後輩はまだ部活生活が十分に残っていると思うので、自分の思うようにやり切ってください。不甲斐ない先輩だったけど、皆とバスケという形で関われて良かったです。スタッフやOBの皆さんもありがとうございました。今後はOBとして上智バスケ部を応援します。頑張ってください。特に仁くん♡