「リーグ戦意気込み」　3年・田中陽大

理工学部 3 年、10 番の田中です。以下、リーグ戦に対する私の気持ちを述べたいと思います。
1 年生の頃のリーグ戦では試合に絡むことは出来ていたものの、怪我をしてしまったこともあり、チームへの貢献度はかなり小さいものでした。ゆえに今年のリーグ戦では、2 年前よりもチームの役に立ちたいと思っています。

“Play Hard, Clever, Concentration”  

を体現するようなプレイヤーを目指し、他の 4 人の良さを引き出せるようなバスケットをしていきます。特にこの大会で引退となる 4 年生の特徴を理解することで、彼らの悔いが残らないような試合をしたいです。

次に、実際にリーグ戦を戦ってみて私が感じたことを述べたいと思います。理科大戦ではチーム全体の調子が良く、快勝することが出来ましたが、獨協大戦と朝鮮大戦では自分たちの技術不足に気づかされる結果となりました。正直に言うと、残りの 2 戦(都立大戦と 東大戦)を共に快勝することは難しいと私は思っています。理由は、1 カ月で各々の技術力を大幅に上げることは難しいからです。理科大戦で全員の調子が良かったのは、単に福生(普段練習している体育館)での開催であったからだと私は踏んでいます。残りの 2 戦で勝つために必要となってくるのはやはり“チーム力”です。単に“チーム力”と言ってもベンチを今まで以上に盛り上げるだとか、勝つイメージを持って練習するだとか、そういった漠然としたものを指しているわけではありません。上智の主なオフェンススタイルは 1on1 などの個人プレイです。改善すべきはここだと私は思います。下手なチームが上手い チームに勝つためには、合わせの動き方・オフボールの動き方・スクリーンのかけ方・ゾーンディフェンス等を学ぶ必要があるでしょう。現在のようなドリブルに頼るバスケットでは、3 部に上がるどころか 4 部残留が精一杯です。権力の無い今の私では今年度のチームを変えることは不可能ですが、来年には最高学年になり、少しは私の話を聴いてくれる 人も増えると思います。コーチの力に頼らずに自分たちの力でチームを変えていくことを目標にし、上智らしくないバスケットで来年のリーグ戦では 3 部に上がりたいと思います。

都立大戦・東大戦では持てる力を全て発揮し、勝利で今シーズンを終えられるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。

3年・田中陽大