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『運命の輪』の帆たち☆ワクワクな旅をしているのは誰?

ソフィアです。こんにちは。

これは、海のような大きな水面のある『運命の輪』。

船とも筏とも言えそうな物体が水の上を漂っています。

その上には動物が3匹いるようです。

『運命の輪』

服は帆のように風を受ける

マントやスカートや燕尾服のようなものをそれぞれの動物たちは着ています。

それがこの船の帆のようなはたらきをしているようにも見えます。

帆は風を受けます。

四大元素の知識が要るちょっとだけ難しそうな話になりますが、お付き合いください。

四大元素には「風・水・火・地」の4つの元素があり、それ具体的象徴に置き換えると「剣・杯・杖・玉」になります。

風と剣は知性を表し、例えば、「より大きな剣」は「より大きな知性」がある状態を示します。

大きなマントのスフィンクス

この中で唯一剣をもっている生き物スフィンクスは大きなマントを羽織っていて、最も風を受けそうな様子です。

スフィンクス

知性が発達していそうであることは剣だけではなく、頭にパリパリと尖った冠を被っていることからもうかがい知れます。

さて、スフィンクスの様子を見たところで質問です。

知性は発達している方がよりいいのか?

『運命の輪』から見た答えとしては、「はい」とは言えなさそうです。

「俺の知性、すごいだろう」と俺様モードを全開にしているスフィンクス。

顔ばかりは気取っていますが、他者に対するマナーは忘れたようで、お腹やお尻がマントからすっかりもろだしになっています。

まるで裸の王様です。

しぼんだスカートで落ちていくサル

赤いおサルさんのような生き物に目を移すと、

おサルさんのスカートはスフィンクスのマントよりしぼんでいるようですが、こちらもお尻が丸出しです。

おサルさん

頭はぼさぼさで、力のない手はしなびたように垂れ下がっています。

(挿絵には「ぼさぼさ頭」のシンボルの詳細が描かれていません<(_ _)>)

黄色い生き物の燕尾服のような裾

黄色い生き物の方を見てみると、

前足で輪の棒をしっかりとつかんでいます。

黄色い生き物

お尻は燕尾服の裾のような部分できちんと隠されています。

風を受ける帆が小さい黄色い生き物はまん丸い頭をしています。

赤ちゃんのような頭なのです。

黄色い生き物は自分の知性を誇ることなく、子どものような初々しい好奇心でいっぱいです。

小さい知性は「既成概念が小さい。思い込みが小さい」とも言えます。

「まだ知らないことばっかりだ。楽しみだな」

黄色い生き物の旅はワクワクの好奇心と共にすてきに展開していくようです。

クランクにサポートされる

それは運命の輪にしっかりとくっついた黄色い生き物の胸の辺りに輪から出たシャフトが繋がっていることから分かります。

運命は頭と繋がっているのではなく、胸=心と繋がっています。

頭をはたらかせるのではなく、心をはたらかせることで人は運命のリズムに乗るのです。

あなたの中にもいる黄色い生き物

運命と寄り添うワクワクと小さな知性。

これが黄色い生き物が教えてくれる旅のヒントです。

最近、感じたワクワクはなんですか?

子どもの部分にワクワクを教えてもらってください。

教えてもらう際には「それはもう~」「だけどそれは~」などの予断は少なめでいきましょう。

予断は内なる導きと人を分断してしまいます。

あなたの中の神聖な子どもがあなたの旅を導いていきます。

タロットに描かれた叡智はやっぱり面白い☆

ソフィア

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