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No.16  Blue Bell

painting of light


『Blue Bell』


30㎝ ✕ 30㎝  ✕ 3.5㎝

販売中



エピソード

あるきっかけから
愛媛県松山市の萬翆荘、愛媛県美術館で開催される
八木彩霞ベルギー交流展に赴くことにした。
会場の一つ印象的な萬翆荘の春を探訪するにあたり
この建物の歴史や装飾は興味深く
当時貴重で最高峰の
ベルギー製の鏡水晶のシャンデリア
印象的であった
また
ベルギー在住の画家との交流展であったことから

こちらで得たインスピレーションで
春 日本 ベルギー 鏡  水晶 
 というワードから着想した2点の作品を描くことにした。



こちらの題材は
ベルギー 鏡 水晶 春 ブルーベル
これらの連想をミックスしていく


work introduction

【LAYER】

ベルギーの国旗を敷き詰める
ヨーロッパの中でも国土面積は狭く
ご縁がないとなかなか興味をもって
知ることのない国の一つかもしれない

フラワーオブライフを乗せてみる

ベルギーブリュッセルの祭典
フラワーカーペットをイメージして重ねる
伝統的な建物のシルエットもぼんやり描く
こんな感じ


白で全体をなじませる
なんか南米を彷彿


ベルギーといえばチョコレートやワッフル
そんな色あいも入れておこう
ちょっとカカオ豆感あり
たべたい

6

辰年にちなみ龍のながれ
渦巻をえがく

さて
このへんからベルギーの春のイメージを膨らますため
ブルーベルの色をさしていく
半分ミドリ半分紫が理想
なんとなくのイメージ
ベルギーの「ハルの森」
春から初夏に向けて満開になるブルーベルの森
青紫の花をイメージしていく

8

うずまき、円の流れはどこかに残したい
てっとりばやく
水晶で円を枠組みしてみる

形はのこしつつ森の感じが表現したい
大きめの水晶でブルーベルの花房をイメージ

10

全体像をざっくり型どる
両側のキャンバスを生かしたいので
前面と両サイドの面が一体化した形にしたい

両端を線状に描くことで
木の幹を連想させ強調してみる


緑と木々の木漏れ日もなんとか描けないかな

11

構図と色味が決まっていく
サイドにはざっくりブルーベルを描いてみる
「SKURA」に対しこちらはシルバーの屏風風に

12

より輪郭や直線を強調しはっきり描く
縦線は森の木のようであり
水晶のシャンデリアを彷彿させたい
円の中央は鏡のように見える色あいを模索
当時ゆがみのない高級品ベルギー製の鏡を輸入
まっすぐに伸びた水晶の棒は同じものは一つもない

13

色あい
水晶のちりばめ
キラキラ素材
全体のバランスを微調整
中央の円の中が鏡風になるように素材をちりばめる


完成




日本とベルギーの春模様


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No.14『Sakura

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