私たちは皆、死ぬまで風の時代を生きる
先日、冥王星が水瓶座入りしたことで「風の時代」の始まりと言われているけれど、正確には「風の時代」とは冥王星が水瓶座に入っている期間のことではない。
「風の時代」とは、グレートコンジャンクションが風の星座で起こる期間のこと。
グレートコンジャンクションとは、20年に一度ホロスコープ上で木星と土星が重なることを言う。
これは過去200年ほどは地の星座で起こっていたのだけれど、2020年の12月に水瓶座で起こったことを皮切りに風の星座で起こり続けるため、そこからの約240年間が「風の時代」と呼ばれるのだ。
また、今は「水瓶座の時代」とも言われている。
こちらはプラトン年という地球の歳差運動に沿った26000年という周期によるもので占星術とは少し違うのだけれど、それによると20世紀の終わり頃に魚座の時代から「水瓶座の時代」に切り替わったと言われていて(諸説あり)、こちらは2200年ほど続く。
つまり、今は2200年間の「水瓶座の時代」と240年間の「風の時代」が重なった時期であり、そこに今回、冥王星が水瓶座に入りそれが今後20年続くということで、風のエレメントの要素が非常に濃い時期となっているため「風の時代が本格的にスタートする」と言われている。
そう、「風の時代」は20年では終わらない。冥王星が魚座に移動しても変わらず約240年続く。
今生きている人間は皆、余程の例外的なことがなければここから人生の終わりまで「風の時代」を生きることになるのだ。※
けれどもやはりここから約20年間の「冥王星水瓶座時代」は、240年続く「風の時代」の中でも変革のエネルギーが最も強く、歴史に残る時代となることは予想される。
※冥王星水瓶座期にはテクノロジーが相当に飛躍すると思われるので、もしかしたら人間の寿命が延びて….ということは、実は多いにあり得る。この辺りはまた別の記事で書くかもしれない。