家族ずかんVol.3(家族でコンサート)
憧れの小林愛実さんのリサイタル。このご時世で生演奏が聴ける喜び、神様有難うございます。
凛としてクール。首が動かず、身体ごと向きを変え不自然な動きをしても、強く見える愛実さん。
この境地に至るまでに、一体どれ程の当たり前を積み重ねてこられたのだろう。「好きを仕事にしている」という表現よりは、ある種の使命感?
Giftを与えられている人は使命を全うしなければならない、そんな風に見える。
鬼滅でいうところの杏寿郎?
Giftを求めながら観客席にいる私たちは、何を学ぶべきなのだろう。
久しぶりのコンサートに、前のめりになって聴き入る娘。
反田さんが登場すると、場の雰囲気が急に優しく暖かくなる。顔は強面。だけどオーラだろうか。連弾での音の共鳴が優しくて素敵すぎてうっとりした。
日本のクラッシック音楽も変わろう、変えようとしているように見える。にこやかにお話される反田さんの言葉の「ここ奈良から」に気迫がこもっていた。
演奏×教育×ビジネス。佐渡さんや反田さん、すごい人たちの挑戦と改革が始まっている。利他的な活動を行う優しさと強さ。
何かを変えようとするときに感じる、
孤独と混沌。
それでも前に突き進む「強さと優しさ」を 子どもたちに育んでいきたい。