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となり - 1st EP「Shoes」
こんにちは、Soothee.(スージー)です。
前回でようやくEPの半分を書き終えました。
飽き性の私がここまで書き続けられるのも、
「見たよ〜」って言ってくださる方がいるからです。
いつもありがとうございます。
今回は1st EP「Shoes」から
三曲目「となり」について書き進めます。
どうぞ最後までご覧ください。
となりのハナシ
この曲、ボーカルのnatsumiも
一緒に歌詞を考えました。
よりストレートで、
より日常に近い曲になりました。
ありがとう。
その歌詞ですが、
よく見てみると「い」行で終わる節がほとんどですね。
一行ずつのところや、
二行、四行でひとまとまりのところもありますが、
その語尾の最後はほとんど「い」行で終わっています。
「い」行といえば、笑顔ですね。
一緒に歌ってみるとわかるのですが、
終始ほほえんで歌えると思います。
スローペースな曲調で、
無条件に笑顔になれる、そんな曲です。
笑顔のないところ
その"ほとんど"が「い」行と言いましたが、
唯一、2番のAメロだけは「あ」行で終わります。
いつもの帰り道
いつもと違う顔
どうかしたのって
聞きそびれてはもう俯いたまま
内容を見ていただけるとわかる通り、
相手がちょっとだけ落ち込んでいるシーンです。
その描写をするあたり、
ここは笑顔ではないな、という。
君が君らしく
笑える場所でありたい
私にとって君が
そうであるように
続きです。
「い」行が戻ってきて、
笑顔を取り戻していますね。
嫌なことがあったとするのなら
分け合っては二人悩んでさ
それから空を見上げよう
ほらそこに 星光り
苦しい時は一緒に悩んだ後、
空を見上げて星を見よう。
きっと笑顔がそこに返ってくるから。
スローペースな日常を
他の曲に比べて、
いわゆる「盛り上がり」を少なくしました。
大きく感情が動いたり、
活発になったりとか、
そういう類のものではなく、
ゆっくりと流れる時間の中で、
あなたと二人、
同じ歩幅で歩き続けよう。
なんて、想いを込めました。
もちろん全く「盛り上がり」がないわけではなく、
音数を少し足す、
マリンバからピアノへ移行、など
最低限音楽的な変化はしています。
ラスサビはボーカルを二重に重ねて、
音を分厚くしています。
軽いダブリングです。
曲の終わりに雨が咲く
アウトロの一番最後、
聴いたことのあるメロディーが流れます。
この曲の最後にこのメロディーが、
ということは…?
なんて想像してみるのも面白いかもしれません。
最後に
合作と言いますか、
一人で作る時には考えもしないことが、
たくさんありました。
ボーカル自身の内から出た言葉を、
歌詞の形にして作ったこの曲は、
より彼女らしさを感じる曲になったと、
そう思います。
今ある日常がどれだけ幸せか。
ぜひ夕方から夜にかけて、
空を見ながら聴いてほしい一曲です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。