4度目の緊急事態宣言、だが一番感染対策に反しているのはオリンピック開催だと思う。
「東京に4度目の緊急事態宣言」
東京に4度目の緊急事態宣言が発令される事に成りました。
期間は7月12日から8月22日までで、オリンピックの7月23日から8月8日までと重なります。
東京都の感染者数は、7月9日は 822人で、1000人に迫っています。
しかし日本では、どこでも誰でも何度でも無料で検査を受けられる体制が整えられていないために。
アメリカでは、日本の発表する感染者数は、実数を表してはいないとして発表される感染者数に10を掛けて見ているそうです。
とすると、1000人ならば10000人の感染者が出ているという事も言えます。
日本の2度のワクチン接種が完了している人の割合は、7月9日現在で15.13%です。
イギリスの50.12%や、アメリカの47.22パーセントには遠く及んでいません。
更に、新たなデルタ株の蔓延により、重篤になる人々の年齢層が40~50代へと変化しているそうです。
これは、東京だけが感染のリスクがある訳ではなく、全国どこでも感染した場合のリスクに違いはないです。
ですから、現在は、まだとても安心安全な状態とは程遠いと言えます。
そのような状態の中で、感染対策や医療現場に限りない負担を負わせるのがオリンピックの開催なのではないでしょうか。
いま現在も重症化や死亡している方が増えている状態の中でおこなわれるオリンピックを観て、果たして国民は楽しむ事ができるのでしょうか。
そして、このような状況のなかで、選手たちは金メダルをとったからと言って満面の笑みや、喜びの涙で、国歌を聴くことが出来るのでしょうか。
ほんの一握りの権力者や、その取り巻きで利益を得る人々の為に多くの国民や選手たちが犠牲にされても良いものなのかと思うのです。
強行されたオリンピックの為に犠牲に成ったり、後の日本の感染状況が医療がひっ迫して酷くなっていない事を願うばかりです・・・。
前の戦争では、国を護る為に爆弾を抱いて敵艦に突撃して若い命を散らした者が多くいました。
今の日本でオリンピックを開催するという事は、コロナに対して国民を突撃させているのと変わらないように思えます。
オリンピックを護る為に、国民の命を犠牲にするなんて現代では普通は考えられない事です。
10年ひと昔と言いますが、日本は10年たたずに、ここたった数年で、また戦前やそれ以前の封建時代に逆戻りをしてしまったように思います。
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4度目の緊急事態宣言、だが一番感染対策に反しているのはオリンピック開催だと思う。
2021.7.10
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