🌏我らはスカスカ探検隊！🌸第3回「風雲パンケーキおじさんの野望砕かれる」

この物語は、お笑い小説エンターテイメントです。

世界的おバカ集団、世界我らは探検隊。

その本部は、自由の女神が迎えるアメリカのニューヨークにあって。

国際連合ビルを遠くに望む、ゴミが散乱する裏路地の湿っぽいじめじめとした地下深くにこっそりとあった。

その日本支部スカスカ探検隊事務所は、

国会議事堂を遠くに望むゴミ箱の並ぶ裏路地の地下深くにあった。

ここは、スカスカ探検隊事務所である。

アヘ隊長の後をついだ探検隊長のスカ氏は、

事務所の椅子に座り考え込んでいた。

その理由は、

もうじき、スカ隊長の任期が切れるからであった。

当然スカ隊長は、次の隊長の座も狙っていたのである。

ところがである、スカ隊長の評判はすこぶる振るわないのであった。

それも当然のことであった。

ちまたでは、感染症が猛威を振るい感染者であふれていて。

それは、スカスカ探検隊員たちも同様であった。

ところが、一般人たちが感染すれば当然検査や隔離入院して治療されるのであったが。

スカスカ探検隊員が感染しても、スカ隊長はそのような事には全く関心がなく。

例え隊員の感染が分かったとしても、探検隊員は、スカ隊長から自宅療養を言い渡されるだけだったのである。

しかも、スカスカ探検隊がそのような状況であるにもかかわらず。

あろうことか、スカ隊長は、「世界我らは探検隊大運動会」を

このような中、日本で開催する事に夢中になっていたのであった。

これには、流石に探検隊員の間から批判が噴出したのであった。

そのような事だった為に。

流石に呆れかえった探検隊員は、もうスカ隊長の下では探検隊員ではいたくないとの意見が大半んを占めたのであった。

そのスカ隊長の余りの人気のなさを知った、前隊長のアヘ氏や副隊長のアッソウ氏までが。

もうスカ隊長の支援はしないとまで言い出したのであった。

これでは、スカ隊長が次の探検隊長に立候補しても当選する可能性はなかったのである。

おや、

「スーーーカ　スーーーーカ　スーーーカ」

と寝息が聞こえてきた。

どうやら、スカ隊長は、もうやる気をなくして

(最初からやる気があるのかないのか、さっぱり分からなかったが・・・)

机に突っ伏して寝てしまったようである。

きっと、これから普通のパンケーキおじさんにもどって、大好きなパンケーキをたらふく食べている夢を見ているのであろう・・・。

「スーーーカ　スーーーーカ　スーーーカ」

「スーーーカ　スーーーーカ　スーーーカ・・・」

つづく・・・

※この物語は、フィクションであり創作です、実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。

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使用画像はPixtabayより

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🌏我らはスカスカ探検隊！🌸第3回「風雲パンケーキおじさんの野望砕かれる」

2021.9.10