赤い光〜いつまでも幸せにならなければ〜
今日もすれ違った赤い光
どんな理由、どんな風に
1つの物語は終わりを告げるのだろう
今日も間違えた生き方に
どんな言葉、どんな態度で
自分自身にお詫びをすれば良いのだろう
身体中から滴る赤い滴
自分の罪の重さを表しているのか
それとも自分の弱さを表しているのか
その意味はきっと誰にも分からない
世界中から集まる生命の数値
自分がそのうちのたった1つである事
この生命の灯火が例え今日尽きようとも
大きい星の1部からしたらゴミ屑と同じ
何をしても満たされず、何をしても感じない
こんなの人間なのかと疑いたくなる自分は
いなくなっても誰も困らないだろう
悪あがきという名の生き方をしているけど
そろそろ人間でいる事に疲れてきた自分は
あの赤い光の一部になる事を望もう
他人が悲しむとか綺麗事は全て捨てて
自分のためだけに自分の生命を捨てよう
最終的な生命の選択権なんて
結局自分以外誰も持っていないのだ
さぁ、微笑みながら
あの赤い光の中に向かって歩んで行こう