傷。

｢入院したら食事には困らないよ。｣

この言葉が近頃、私の脳内をぐるぐると駆け巡る。

ある日のこと。

日々の生活に色々なことが重なって辛かった夜。ふと、友人に相談をした。そう、ただ聞いて貰いたかっただけだったのだが。。

あーだこーだと手短かに話した。体調が悪いことも伝えた。彼はこう言った。

｢でも、入院したら食事には困らないよ。｣

正直、傷ついた。

一瞬、何を言っているのか分からなかった。私は泣いてしまった。泣いたことも後悔している。無言で電話を切ってしまえばよかった、、と。

今は、一日でも早く入院出来るように。日々、体調を崩す努力をしている。今の所、肌がボロボロに湿疹が酷く、夜眠っている間に掻きむしるから血だらけの傷だらけ、痒みが精神的苦痛を与えてくるし、掻きむしり過ぎた所はヒリヒリと痛い。なかなかの不快感だが、ここは我慢だろう。日々悪化している。順調だ。

｢入院したら食事には困らないよ。｣

普段から、滅多に人に相談を持ちかけないタイプの私は…更に口を塞ぐだろう。

この悲しい言葉。一生忘れない。