小児期からの矯正治療は非抜歯で
10代までの骨格が成長しきる間に
歯を抜かないでちゃんと収まるよう
拡大床という着脱可能な装置を使って、
下準備をしておきます(´ー`)
そうすることで永久歯の抜歯をせず
矯正治療を行うことが可能になります。
このころは永久歯と乳歯が混在する混合歯列期ですね。
このタイミングで歯列の拡大をしておきます。
あとは経過観察を続けるのですが、
あるとき問題が生じます。
注
c:乳歯の犬歯
過:過剰歯という余分な歯
3:永久歯の犬歯
これはCT画像で3方向から観察していますが、
乳歯が残っていて、尚且つ過剰歯が埋まっていて、
その下にある永久歯が出てこられないのです。
これらが理由となって、
正常な生え換わりを阻害しています。
乳歯と埋まっている過剰歯を抜く
オペを頑張ってもらいました(*´▽`*)
大変だったけど偉かったね。
そして全顎に対しての矯正治療です。
下顎を向かってやや左に誘導しながら
整えていきます(正中のズレがある)。
そして矯正治療が終わったところです。
色々あったけどこの噛み合わせなら
もう大丈夫だね(*´▽`*)
最小限の介入で最大限の効果を(^_-)-☆
医療法人社団Rheb おがわ歯科医院
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