審美領域のインプラント治療
審美領域と呼ばれる上顎前歯部分の
インプラント治療を成功に導くには
たくさんの工夫があります。
そう、この状態から成功に
導くための工夫がたくさんあります。
抜歯する、つまり保存が出来ない歯が、
まだ抜かれずに残っている場合は、
その根っこを利用して周囲の
骨のボリュームを増やしておきます。
折れているところは
感染もあり予後不良と判断し、
抜歯することになりました。
しかし向かって右隣の歯を
虫歯でもないのに削るのは
もったいないことですし、
患者様も同様にお考えだったため、
インプラントを設置する計画を
立てました。
まずは抜歯する前に
エクストルージョンという
歯の移動を行います。
こうやって裏側に工夫して
歯を引っ張り出します。
前歯はいきなり抜歯してはいけません。
このような装置を使って
いずれは抜歯する歯であっても、
健康な歯根膜の部分を利用して
歯の周囲の骨のボリュームを
あらかじめ増やしておきます。
その後インプラントを埋入します
次は最終的なセラミックの型取りの
時点での写真です。
ちなみにですが左側の歯に
糸を巻いてありますがこれを
圧排糸といいます。
そして次は
インプラント修復が終わった段階での
レントゲン写真です。
適性な位置にインプラントが埋入され、
セラミックによる修復物も
緩みなく装着されているようです(´ー`)
そしてセラミックを装着して
4年間来院が途絶えましたが、
6年後の状態です(笑)
※スモーカーでメインテナンスをさぼったので、
だから下の歯に隙間も出来ています。
最小限の介入で最大限の効果を(^_-)-☆
医療法人社団Rheb おがわ歯科医院
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