救えませんでした・・・

先日来院した15歳の女の子ですが
初診来院時はこのような状態でした。

水色の矢印の歯には大きな虫歯があるものの、
正しい根管治療を行なえば充分保存できます。
ていうか、出来たはずでした・・・

そしてもう一つ、
黄色い矢印の部分に残存する乳歯を抜いて、
下に埋まっている永久歯を方向転換して、
定位置に誘導してあげれば済むはずでした。

しかし未成年ですので
親御さんの了承が必要です。
そのため次回は保護者と来てね、
と伝えて待ちました。

でも来てくださらないまま半年が経過し、
仮の蓋が取れたということで来院しますが、
その時はもう遅くって・・・

う・・・・・・
進行してる( 一一)

正しく状況を判断するために
CT画像を撮らせてもらいます。
すると・・・

もう、救えたはずの水色矢印の永久歯が
もうこんなにもダメージを受けているんです。

薄皮一枚残して歯の形態を保っている
そんな末期的な状況です。

虫歯が進行していることと、
埋まっていた永久歯が虫歯の歯に接触して、
残せない状態になってしまってます。

僕たちの想いはみんなの心と體(からだ)の
健康を育成して維持してもらうこと。
お子さんを一人で歯科医院に行かせるのは
あることだと思いますが、
お子さんが未成年のうちはもう少し
関心を払ってあげて欲しいです。

あの時ね、たらればですけど、
キチンと向き合って下さるご両親だったらと
悔やまれますがしかたありませんよね。

伝えることは伝えたわけですし、
残念ですが先方はそれを受け取る準備が
まだ出来ていなかっただけ。

明日も頑張ります。

最小限の介入で最大限の効果を(^_-)-☆
医療法人社団Rhebおがわ歯科医院
千葉県千葉市緑区おゆみ野中央1-21-1
043-291-6555

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こうならないための食育や
衛生指導を手伝ってくれませんか～(´ー｀)