孤独と友人の日
アルバイトが見つからず収入がない件について、相変わらずな状況である。でも明日タイミーでコンビニのバイトに行くことになった。頑張ろう。元々もっと早く、隙間バイトで食いつなごうということを考えていたが、バイトの面接に落ち続け、自分がまともな人間かどうか自信がなくなってしまった。今の私がちゃんと接客できるのだろうか、迷惑をかけてしまうのではないか、そんなことを考えてしり込みしてしまった、というか、単純に働くことが少々怖くなってしまったのだ。でもさっき地元の友達と話して頑張れる気がしたのだ。だから思い切って応募してみた。
高校の頃に知り合った友人。成人式から全く会わずに、四年後に再会して話すようになったが、四年間全く会いも話もしなかったと思えないほど、高校の頃と変わらず仲良く接してくれている。今日は私がただ話したくなったから、という理由で急に電話をかけたが、出て話に付き合ってくれた。お互いの体調不良の話とか、私がどうしてもタイトルを思い出せない絵本の話とか、ディズニーの話とか、そして私の話とか。
私の金銭的な状況のことも、体調のことも気遣って話してくれる。金銭的な話でも、厳しいことを言いながら、私のために言ってくれていると分かる。いつもなのだが、その友人と話すと必ず、「どんな状況でも、いつも私はあなたの味方だよ」という言葉を言ってくれる。私がバイトを怖がっていると、「大丈夫。なんかあったらその時はまた電話しな?聞くから。」そう言ってくれるのだ。そういう風に言ってくれると、なんだか怖くても大丈夫なような気がしてくる。ありがたい。ご飯を作るから、と電話が切れたあと、コンビニの隙間バイトに応募した。失敗してもその失敗を話して聞いて貰える。だから多分大丈夫。そもそも分からないことはちゃんと周りの人に聞けばいいのだ。落ち着いて、怖いことはない。きっと何とかなるだろう。そしてこんなめんどくさい私に付き合ってくれる友人に、改めて感謝が止まらない。いつか一緒にディズニーパークに行きたいね、と話している。実現出来るようにしたい。多分最高だ。
芝居のレッスンを受けていると色んな人が言うのだが、役者にとって恐ろしいのは孤独であるということ。周りが見えなくなるから自己中心的な芝居しか出来なくなって自滅するとか。役者に限ったことでもないだろうと思う。自分一人の孤独になった頭や感覚で物事を考え出すと、一つの考えからなかなか抜けだけなくなる。だからこそ、そういうときに話せる家族だったり、恋人だったり、友人だったりが大切なのだ。今日はそれを身をもって感じることができたかもしれない。
明日のバイトは朝早い。急いで洗濯機を回して、明日必要そうなものはコインランドリーの乾燥機にかけている。心配事と言えば、起きられるかどうかかもしれない。今日はできるだけ早く寝よう。