金の価値は年齢とともに低下する
DIE WITH ZERO
という本の考え方が自分の考えに近かった。
若い時にお金をちまちま貯めないで使っちゃおうよ、思い出(経験)が1番の財産だよという内容。
分厚い本だが文量は少なく表現も平易で読みやすいので、ぜひ手に取ってみるといい。
ざっと10分くらいで目を通せる内容である。
金から価値を引き出す能力は、年齢と共に低下する
その中に上記のような文があった。
これは私の考え方にとても近いなとおもったし、言語化されたものをみて嬉しくなった。
わたしは貯蓄にはそれほど興味はなく、いま楽しむこと・いま興味を持つ気持ち・いますきなこと・いまやりたいこと を重視している。
先のことを考えても分からないことばかりだし、信じられるのは今の感覚だけだと思うし、
今のベストを尽くしていれば、後悔はないと思うから。
友達によくこんなことを言う。
「いまの10万円はめちゃくちゃ貴重で、いま10万与えられたら何に使おうか〜ととてもわくわくできるし楽しい経験が積めるけど、
じゃあ10年後の10万の価値ってそれほどかといわれると、そこまで高くないと思う。
自分の中で、インフレが起きるんだね。」
投資とかでよく「お金にも働いてもらおう」とか、「お金の額面は変わらなくても、価値は変わる」とかいうけど、
自分の人生においても価値は上下する。
もちろんバランスは大事だが、将来の不安が多くなりすぎない程度に、いまあるお金はどんどん使った方がいい。
健康だって資産だし、歳を取れば目減りする。やりたいことも、歳をとったらやれるかわからないし、やりたく無くなるかもしれない。あんなにやりたかったのに。
いま、いま、いま
いまの時間を大事にしたい、とりあえず1人で生きているうちは。