ビットコインは危険なのか?マウントゴックス事件から紐解く。
ビットコインは危険なのか?
ビットコインに触れた経験がない人は、誰もが思うことだろう。
そこで、今回は、ビットコインをはじめとする暗号通貨に対するイメージを悪化させたマウントゴックス事件からビットコインの安全性について紐解いていく。
マウントゴックス事件とは?
「🔍マウントゴックス事件 とは」とググってもらった方が事件の詳細はわかりやすいが、ここで簡単に説明すると暗号通貨の取引所であるマウントゴックス社がハッキングにより顧客から預かっていた資産(ビットコイン)を流出させた事件だ。
2014年に起こったこの事件は、まだ世間には聞き馴染みのなかったビットコインのイメージを毀損させることとなった。
事件の原因とその後
この事件の存在を知っていても、実際の原因とその後の展開について追っている人は少なくない。
原因は、マウントゴックス社のセキュリティの脆弱さです。具体的には、ビットコインを常にオンラインで管理していた。会社で保有する資産と顧客から預かった資産を同じ場所で管理していたことです。
そのため、この事件の本質は、マウントゴックス社の管理体制にありビットコインのシステムには何ら関係のないことなのです。
その後、当時のCEOマルク・カルプレスは、逮捕されましたがその後無罪判決。数年後に犯人と見られるロシア人が捕まり事件は一区切りとなりました。その後、民事再生を果たし返金対応も可能となりました。
当時400億円ほどだったビットコインは、1兆を超える価格となっており返金が可能となったとのことです。
あとがき
マウントゴックス事件により、ビットコインという存在を知った人は、ビットコイン=怪しいというイメージを消すことは難しいかも知れません。この事件以外にも暗号資産に関する事件や詐欺があるのも事実。最後は自分の目で見て確かめる必要があります。
私自身としては、ブロックチェーン技術を革命だと思っていますしこの先の未来で必要なものとして機能していくと信じています。
web2.0からweb3.0へと移行するこの数年で、ビットコインをはじめとする暗号資産の動向は今後も追っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた、日曜日。
杉谷