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RLCS #6 Finals のミカタ

明日から(米時間11/9fri~11/11sun)ラスベガスのOrleans Arenaで開催される
Rocket League Championship Series Season 6 - Finalsの個人的な楽しみ方を記しておきます。ちょっと長い。

📺配信スケジュール⌚

(※全てJST/日本時間に変換した時間です)

Day1 - 11月10日(土) 4:00
Day2 - 11月11日(日) 4:00
Day3 - 11月12日(月) 4:00

全てRocketLeague公式Twitchチャンネルにて配信されます。
恐らく今回もあると思われるファンリワードの連携はコチラで。

📑ブラケット⚽

トーナメントの要注目ポイントについては既にあの現八さんがまとめられているのでまずそちらをご覧ください。さすがですね。おさえるべきところはおさえたうえで気になっていたKuxirの特殊な髪型にも触れられている。

ちなみに前回のRLCS#5を観ていた当時の私は、ロケットリーグの小さいツの片方の点くらいしか世界のロケットリーグをわかっていなかったので、
あの時ここがわかっていたらもっと楽しめたのにな、という部分も含め個人的な見どころを綴っておきます。


📝注目ポイント


チーム編成
RLCS#4、#5、#6とメインのメンバーが変わっていない DignitasG2Cloud9 のようなチームもあれば、編成して復活したチーム(F3)、再編成後に形勢逆転してfinals進出を果たしたチーム(TM)などもある。
ロケットリーグのプロシーンにおいても選手の移籍動向は結構激しいため、「元チームメイト」「移籍前のチーム」等の予備知識があるとより楽しめるかも。(Liquipediaで調べだすと数時間があっという間に過ぎるのでおススメ)

プレースタイル
あまり言い切ると語弊があるので「個人の意見です」と強調してから言うと
派手でかっこよく、高い技術力を要するプレーに優れた選手が多いNAと、
立ち回りや試合運びが優れたパスサッカーでチーム力の高いEU、など
地域やチーム、選手個人、それぞれの傾向を見比べるのも面白い。

Road to World Champion
これまでの道のりの意味ではなく、#6 Finalsのトーナメントでのこと。

これは前回RLCS#5 Finalsのトーナメント表。
セミファイナルでNRGに敗退したDignitasがLosers' Round3から勝ち上がり、
順当に勝ち上がっているNRGよりも2マッチも多い露出で見事ワールドチャンピオンを勝ち取っている。とってもドラマティック。
「お、お前は…!あの時死んだはずじゃあ…?」

RLCS#2でチャンピオンになったFlipSid3 Tacticsも同様に、セミファイナルで一度負けた相手のMock-It EUを決勝で打ち破り頂点に立っている。

つまり今回も、序盤で敗退したはずのチームが頂点に立ったり、一度下した相手においしい所で負けたり、もう考えただけでエキサイティングな展開が待っているかもしれないということ!

賞金
今回のRLCS Finalsの賞金総額はなんと$500,000!前回の倍!
優勝チームには$200,000!これも前回の倍!
前々回は賞金総額が$150,000で優勝チームに$55,000だったからもうなんかすごい増え方!!すごい!お金!(語彙力

それに加え#3、#4、#5と$1,000から変化のなかった大会MVPの賞金が
今回から$5,000に跳ね上がっている。(もうちょっとあげてもいい気もするけど)MVPの行方にも注目すべし。
(過去3回の大会MVPは#3:Deevo /#4:Turbopolsa /#5:Kaydop )

会場の雰囲気・入場シーン・CHANT
ハリウッドにあるナイトクラブの小さなステージで開催された#1から始まり、回を追うごとに豪華になっているアリーナにも注目。

↑ 約1,000人の観客と共に開催されたseason1(ハリウッド)の会場。

↑ 約3,000人以上を集めたseason5(ロンドン)のアリーナ。
今回のラスベガスは更に豪華に・・!?

そして#5で観客をおおいにわかせた選手の入場シーン。

今回はどの選手がどんなネタを仕込んで登場するのか楽しみ。
ちなみに全出場選手のサインが入ったCJCJの"赤い車"は、$1以上をDonateして参加するGiveawayの賞品となり、ファンの手元へ。収益は全額慈善事業のために寄付された。イケメンなだけじゃない。こういうとこだぞ。好き。

さらにはCHANT(聖歌)と言われる日本でいう応援歌のような声援にも注目。
有名なところだと\ DIG - NI - TAS ! / \ DIG - NI - TAS ! / っていうアレ。

選手個人のモノもあるので覚えて一緒に大声で歌っちゃおう。(朝4時

アナリスト
もうおなじみなロケットリーグのアナリストさんたち。
最近では配信外でもこの人たちの顔を見ただけでワクワクしてしまう。

みんなロケリが大好きなのが伝わってくる司会進行&実況&解説で、何を言っているかわからないけどなんとなくわかる。つまりわかる。(真理
試合の合間のコメントはもちろん、試合中に見せる彼らのリアクションや歓声も見所のひとつ。

↑ "This is Rocket League"の瞬間の彼ら。

今回の#6では#5とアナリスト陣のラインナップが変わっている事と、伸びたり縮んだりするものなのでまだ不明だが、#5はとにかくアナリスト陣のヒゲ率がすごかった。もう画面全体がもっさり。今回はどのくらいのヒゲ率かにも注目したい。多分FindableCarpetが一番すごい。サンタか。
(私のイチオシはステージホストのLiefxと実況解説のAchieves。)

また、LAN大会ならではの場面も見られる。

アナリスト席で現役の選手が解説に参加する姿。
どの選手のアナリスト姿が見られるかも楽しみのひとつ。

配信の演出
会場だけでなく、番組としての作りも手の込んだものになっている。
まず大会の試合自体が始まる1時間前から配信が始まり、59:59からカウントダウンされていく。なんだよ試合まだ?と席を離れてはいけない。

"DID YOU KNOW?"
ねぇ知ってる?という言葉から始まるこのメッセージ。
実はちゃんと読むとRLCSや選手に関するTIPSが表示されている。
しかも10分毎に更新され新たな豆知識を授かることができるのである!!!

マッチ間の5分休憩で流れるハイライトも見逃せないが、選手入場前のチーム紹介VTRも見逃せない。やはりなにを喋っているのかわからないが、恐らくロケットリーグについての話をしているんだと思う。知らんけど。

そして何より、要所要所で流れる音楽!みんな大好きロケリの曲!!
世界レベルのプレーと共に流れるあの曲たちに感化され、いてもたってもいられなくなり、キラキラした目でロケリを立ち上げて自分のへたくそさに絶望する。「はぁ…ロケリがうまい人はロケリがうまいなぁ…」

📝まとめ

チーム編成
プレースタイル
Road to World Champion
賞金
会場の雰囲気・入場シーン・Chants
アナリスト
配信の演出

勝敗の行方、試合展開、プレーだけではなく、せっかくのRLCSを思い切り楽しんでいただきたいという思いから長編になってしまいました。

season5の決勝DIG vs NRGを私は朝方ひとりで観ていました。
あまりに素晴らしい試合、素晴らしい瞬間を生で見て、目はギンッギンに冴え、興奮のあまりプルプル震え、顔は半笑いだったのではないかと思います。

仕事のため途中で寝てしまったフレンドを起こすわけにもいかず、興奮と感動のやり場もなくひとりソワソワしていた6月の月曜の朝。

試合後の余韻に浸る時間を与えてくれているかのようにしばらく続くED画面と流れるSkyforth。減らない視聴者。日本のトッププレーヤーの方たちはいったいどんな思いでこれを観ていたんだろう、いつかこの舞台で躍動する日本人選手を見たい…!と思いを馳せる。

あの感動をもういちど。
そしてこれを読んだあなたにも。

have fun RLCS !



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