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DRESSTHINGカスタマイズ『Under LP Plate』
自作キーボード「DRESSTHING」は使う人によって姿が変わるキーボードを目指し、カスタマイズオプションを追加しています。
今回はその中から『Under LP Plate』を紹介してこうと思います。
STEPファイルも公開しているので、3Dプリンターを持っている人はプリントして使うことも可能です。
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【配布ファイルに関して】
・ライセンスは「CC BY 4.0」です。
・プリント実績はBambu Lab A1 miniでのプリントのみです。その他外注先でのプリント品は未確認のため、実際に使用できるかは保証できません。
『Under LP Plate』とは
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DRESSTHINGは通常の高さのMXスイッチと背の低いロープロファイルのスイッチの両方に対応しています。
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通常のスイッチプレートを使う場合、スイッチの高さを全て揃えないといけないのですが、今回紹介する『Under LP Plate』を使うことで、最下段の5キーだけをロープロファイルスイッチにすることができます。
『Under LP Plate』の組み立て方
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早速『Under LP Plate』を使ったDRESSTHINGの組み立て方を解説していきます。
『Under LP Plate』は、ビルドガイド「4-2-3.スイッチプレートの取り付け」の項目で使っていきます。この記事では組み立て方が変わってくる部分のみ解説してくので、一度ビルドガイドを読んでからこちらの記事に戻ってきてください。
※用意するスイッチの種類も変わります。以下のスイッチと対応したキーキャップを用意しましょう。
・MXスイッチ 30個
・MX対応1uキーキャップ 30個
・ロープロファイルスイッチ 5個
・ロープロファイル対応1uキーキャップ 5個
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『Under LP Plate』は左右一組になっています。一見すると左右同じプレートに見えますが裏と表があるので、組み立て時には注意して下さい。
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スイッチの爪を固定するための溝掘りがある面が裏。
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溝彫がない面が表となります。スイッチは表面から取り付けていきます。
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保護紙を剥がし、Under LP Plate左右それぞれの四隅に表面からMXスイッチを取り付けます。
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上からUnder LP plate→スイッチプレート→メイン基板の順に重ねて、スイッチをメイン基板のソケットに合わせて差し込んでいきます。
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こんな感じで重なっています。
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残りのキースイッチを取り付けていきます。
上3行、30キー分は全てMXスイッチを取り付け、最下段5キーにはロープロファイルスイッチを取り付けます。
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この時キースイッチの取り付け向きにきをつけましょう。
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MXスイッチとロープロファイルスイッチの向きが変わります。詳しくはビルドガイド「スイッチの差し込み向き」を参照して下さい。
ここまで完成したら、ビルドガイドの「4-3.スタイル別の組み立て」に戻り、組み立てれば完成です。
自分だけのDRESSTHINGへ
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今回紹介した『Under LP Plate』の他にも、どんどんカスタマイズオプションを追加していきます。
いろいろなカスタマイズをして自分だけのDRESSTHINGを楽しんでもらえると嬉しいです。
その際はぜひ「#myDRESSTHING」を付けてSNSで自慢してください!みなさんのオリジナルDRESSTHINGを楽しみにしています。
【この記事はDRESSTHINGで書きました】