今日から実践できるアウトプットの方法
今日は、私のバイブル的存在である『アウトプット大全』について、今日から取り入れられることをピックアップして紹介したいと思います。
実はこんなに前から愛読していた本なのに、それこそこの本についてしっかりアウトプットしたことがなかったなと思い、すぐ取り掛かりました(笑)
かなりボリューミーで、ピックアップも難しいくらいためになることが満載なので、まだ読んでいない方はぜひ手に取って、そして何度も読み返して欲しい一冊です。
それでは、今日から実践できること2つ!
1 | 日記
いきなり初歩的な感じで拍子抜けしましたか?結構日記って、おろそかにしたり、書く必要ないと思っている人もいるんじゃないでしょうか。私も日記を書くのは好きなのですがそんなにためになってない気がして余裕のある時しか書いていませんでした。
しかし、この本では精神医学の根拠と合わせてその効果を伝えているので、とても説得力があります。実際に、いいことづくめだそうです。
アウトプットが習慣づいて書く能力・スピードが高まるだけでなく、内省能力・レジリエンス(ストレス耐性)がつき、しかもよかったことをアウトプットすることによって幸福度が高まるということもわかっているそうです。幸せになれるなんて、やるしかないですよね(笑)
そこで、「どうやって書いたらいいんだ?」という人のモヤモヤを解決してくれるように、具体的な書き方、ポイントも5つ紹介されてました。これが限りなく有効で、私の日記に対する悩みがスッキリ解決しました。
(1)ポジティブなことを3つ
まずは、今日あったポジティブな出来事、楽しかった出来事を「5分」で、「3行」からでいいと筆者は言っています。なんとも具体的で、挑戦しやすいライン。私も日記がとりとめもなくなってしまう悩みがあって、ハイライトとして3つ箇条書きするやり方を時々やっているんですけど、そんな感じで、「箇条書き」→「短文」→「長文」と少しずつハードルをあげて行けばいいんだということに、心が軽くなりました。
(2)質や量ではなく「毎日書く」
こんな駄文を書いていて効果あるのかなあ〜と不安が募ることも多かったのですが、「毎日続けてさえいれば、誰でも苦労せずに長い文章がかけるようになり、文章の質も高まってきます」という言葉に、ものすごく力が湧いてきました。継続に敵うものはないですね。筆者は今もメルマガを毎日、13年間書き続けているというので、説得力もありすぎます。
(3)制限時間を決める
これ、実はあまり意識したことがなかったので、自分の1番の課題だなと思っています。筆者曰く、どんなに時間をかけても質はほとんど変わらないそうです。むしろ時間を決めて書いたほうが集中力も高まって圧倒的に効率がいいとのこと。「短文」なら5分、「長文」なら10分。このくらいなら毎日でも時間を取れそうですよね。
(4)ネガティブをポジティブに変換
これについて、私はちょっと誤解していました。ネガティブなことは振り返らずに、よかったことだけに目を向けるのだと思っていたのですが、そうではなく、きちんと反省はするのですが捉え方を変えると言うことです。
例えば、上司に怒られたことについて、
➖上司のせいにする、悪口を言う
➕なぜそうなったのか原因を確認して、「次はこうするぞ!」という風に、改善策を考える
こういう意味のポジティブだそうです。「前向きで建設的な日記」という解釈が自分的にはしっくりきました。結構、自分を責めるような内容を日記に書いたりしていたのですが、そうではなく、次からはこうしよう!と前向きになれる時間を取れるのは成長にも繋がりそうですし、ぜひ取り入れたいなと思いました。
(5)非公開から公開に
これも、どうすべきか悩んでいる人ひたと思います。私も、あまり最初は公開したくないなという思いが強く、こっそり書いていたのですが、筆者はある程度慣れてきたらSNSなどで公開することを勧めています。理由としては、「人から見られている」という意識によって文章力が飛躍的に向上するからだそう。
その点も納得ですし、自分の体験や感動を6万人のメルマガ読者にシェアするのが楽しくてしょうがない、と語る筆者の言葉にかなり心を動かされました。いずれ何らかの形で公開もありだな〜と考えが変わりました。
ちなみにこれは余談ですが、どんな形で日記を書くか悩んでいる人もいるかと思います。私も過去いろいろ試しました。ただ、一番ハードルが低くておすすめなのが、「日記専用の非公開インスタグラムアカウントを作ること」。誰にもフォローされない状態なので安心して何でもかけますし、疲れた時は写真だけでも、もしくはストーリーだけでもあげることができて、一番今の私たちが投稿し慣れているSNSだからです。インスタにあげることが好きな人、慣れている人は、日記アプリなど続かないのであれば結構おすすめです。振り返るのも楽しいです。
2 | 読書感想を書く
日記に熱を入れすぎてしまいました(笑) 最後にもう一つ。
読書の感想をアウトプットすること。これも、ずっとやろうと「心がける」だけで実行に移せていなかったことの一つです。つい、感想を言葉にしてまとめる労力が負担に感じて、後回しにしてサボっていました。
ですが筆者は、「読書はアウトプットこそが重要」と言っています。読んだだけではすぐ内容を忘れてしまいます。アウトプットして初めて、自分の記憶に定着するということです。Amazonのレビューや本の感想を紹介しているのはよく見かけると思いますが、実際はその人のためにもなってるんですね。
そしてありがたいことに、ここでも「10分でかける読書感想のテンプレ」が紹介されてました。
意外とシンプルですよね。この構図をベースにして、あとは肉付けしていくのだそう。かなり、読書感想へのハードルが下がった気がします。そして早速今日こうして読書感想をアウトプットしてるわけなんですが(笑)
今後もアウトプットをすることを目標にすれば、自然と本に手も伸びる気がしてきました。早速インプットとアウトプット繰り返していこうと思います!
継続することの大切さ
これがこの本を通して、そして筆者の実際のアウトプットの仕方から、ひしひしと伝わってきたメッセージです。文章力は一朝一夕で伸びるものでもないですし、私たちが日々ぶつかっている課題もそうだと思います。そんな時に、必ず継続すれば成果がでるというメッセージは、力が湧いてきますし、やるべきことが見えてきて進む道がはっきりしてきます。今日も日記を書いて、明日から1週間、また頑張ろう。
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