はじめに
あの日まで、、、
目に見えるものは実際にそこにあって、それは本当にそうで、目に見えるものだけが
全てだと思っていた、、、だから目に見えないものなど、とるに足らないと思っていた。
だがもしも、今、見えているものは、
自分の過去の回想、あるいは過去の想いという、見えない想いの結果でしかなくて、
他人役も自分がやっていて、
起きてきた事も全て自分が原因をつくっていたとしたら、、、
人生観は180度変わるのだろう。
私は、人は輪廻転生するのではないかと思っているが、何のためにそれをするのだろう?
やり残したことをやったり、後悔したことをやり直してみたり、あるいは、やったことがない経験をしてみたいから、ではないだろうか?
そして他人の自分に対する理不尽さえ、、、
かつて自分が相手に出したから、今受け取っているだけだとしたら、、、
全て許せる気がする、納得してしまう。心が軽くなる。
ふと、頭の右上から、「現実は鏡である」という声がする、、、
ということは、鏡に写るのは自分、、、
親切さんも、意地悪さんも、自分、、、
私が見たり聞いたりしている世界の全ては、私の全てをうつし出している、、、
そうなると
この世界には、自分しかいないじゃん、、、
ということになる。