コンカフェ嬢の苦悩
かわいくなりたい。
snsの数字がほしい→かわいくなりたい
客が欲しい→かわいくなりたい
オーダーが欲しい→かわいくなりたい
かわいくなりたい→金が欲しい
金が欲しい→数字、客、オーダーがほしい→かわいくなりたい→金が欲しい
ここには、しっかり整形できるほどの金はないし、ここで生きていくには、金をなるべくかけずに可愛くなっていかなければならないし、そうでなければ淘汰される世界。
小さな可愛いでいいから、それを磨いていつか誰かに見つけてもらって、大きな可愛いになっていきたいな。支えられたい支えられたい。お金が欲しい。愛されたい。愛される私になるためにお金が欲しい。お金がもらえる私になるために、お金が欲しい。
愛されたいからお金を稼ぐのか、お金を稼ぎたいから愛されようとするのか、どっちか分からない。
でも、自分のこと好きな人は好き、その存在で生きれるもんね。でもやっぱ存在だけじゃ光熱費は払えないから私にお金を使って欲しい。お金と時間をかけてもらえることが1番の愛だから、私への好きをお金と時間で伝えて欲しい。1番信じられるから。でもそんな要求ができるほど私は可愛くないのでお金を稼がなければならない。そのためにも可愛くならないと。
お金と可愛いってむずかしい
前に大好きだった人がいたんだけど、お金を使ってもらえなくて、私に価値がないんじゃないかとおもってしまって、お金と時間を使ってもらうことが愛の基準になってしまっている私は大好きだった人からの好きに気づけなかった。大好きだった人は私のことが好きだったらしい。傷つけたくなくて言えなかったらしい。でもお金使ってないじゃんってなっちゃった。傷ついた。お金を使ってくれないことに傷つくし、お金を使ってくれるなら傷なんて自分から作るのに。
好きだったなあ、好きだった人。顔と声と考え方が好きだった。服の趣味も髪型も好きだった。音楽の趣味は否定してきたから大っ嫌い。お金使われなくても愛を感じられる体になったら幸せになれていたのかな。
明日もお給仕。お金という根拠のある確実な愛を受けとりにいってきます。少しでも愛されたいから可愛くなりたいからお金稼がせてね大好きなみんな