ニコニコ公式生放送に出演した話①

ニコニコの公式生放送に出演してきました。
しかも二日連続。
びっくりした知り合いの人もいたかと思いますが、マジで自分が一番びっくりしてます。
今回はどういう経緯で出演に至ったのか、当日何をしていたかなどをまとめたいと思います。

出演の経緯

2024年6月にニコニコがサイバーテロで一時的に利用不可になり、色々あって8月になんとか復活した事件がありました。
その後、ニコニコの復活を記念して、今までのニコニコの歴史を振り返っていく生放送やイベントをやる「ニコニコ超復活祭」の開催が発表されたのが9月上旬。

「へー、そんなんやるんや」とか思っていたら、個人的に繋がりのあるニコニコ大百科運営の方からこんな連絡がありました。

「ニコニコの歴史を振り返る公式生放送をやります。その中でニコニコ大百科ユーザに焦点を当てたいので、公式生放送に出演してほしい(要約)」

そもそも「なんでニコニコ大百科の運営と個人的に繋がりがあるのか」って部分もあると思いますが、
長年大百科編集やってると「超会議の大百科ブースのお手伝いをしてほしい」とかそういうことがままありまして、その流れで飲み食いしたり遊んだりもしていたわけです。

しかし生放送出演という話に最初はちょっと何言ってるのか分かんないサンドウィッチマン状態でした。
とりあえずお話は聞いてみようと、大百科運営経由で生放送担当の方から改めて話を聞いたところ、自分の役回りは
「ニコニコの年表に書かれた出来事や動画について、大百科編集者の観点で解説してほしい」というものでした。
しかも他の出演者はニコニコ系イベントや生放送のMCでお馴染みの百花繚乱さん、ニコニコの現代表であるくりたしげたかさん、同じくニコニコのかなり偉い人である笛のお兄さんFooさん等々という錚々たる顔触れ。
正直皆さんの方が詳しいんじゃ?なんで自分が?とも思いましたが、
どうやら生放送担当の方から「UGCの作り手に焦点を当てたく、ニコニコ大百科の編集者さんも取り上げたい」という話があり、大百科運営の中で誰に出てもらうか検討したところ、「坂本孫策さんに出てもらおう」と意見が一致したとのことでした。

要するにニコニコ大百科ユーザー代表として選ばれたということらしいです。
これは嬉しい。
ここまで言っていただけるとしっかり応えたくなりますよね。

また、自分にはニコニコ生放送には浅からぬ因縁があります。
というのも自分は元々ニコニコ生放送をやりたくてプレミアム会員になり、生主をやっていましたので、
こういう生での喋りの場にはある種の憧れがありました。
ましてやドワンゴ社内に入って生放送に出るなんて、かつて音質の悪いマイクでヒソヒソ生放送やっていた身からしたら望外の喜びです。

というわけで出演を承諾しました。

(ちなみに放送は三日間あったのですが、どうしても初日は都合がつかず、2日目からの参加とさせていただきました)

放送当日まで

そもそもニコニコの年表って何?という話があると思うのでそこから。

ニコニコの歴史は2006年から始まって、そこから現在に至るまでどんなことが起きたか、なんの動画が流行ったかを超横長の紙に年表として書き記す文化がありまして、ニコニコ超会議なんかで展示されたりします。
年表の中には自分の歴史を思い思いに書き殴る「オレ歴史」のスペースもあり、みんなが当時何やってたかを描いていく、というのもありました。
超会議では来場者がそれぞれの歴史を付箋に書いて貼り付けていき、終わることには年表が付箋で埋め尽くされる、というものです。

超会議の様子(撮影:坂本孫策)

その年表が生放送のスタジオに出現し、日ごとに歴史を辿っていくというのが今回の生放送の趣旨になります。放送直前に、今回出演を依頼いただいたディレクターの方をはじめとしたスタッフの方とリモートで打ち合わせを行いました。
台本をいただきましたが、あらかじめ取り上げる動画や出来事がピックアップされており、事前にその動画や事柄に関する知識を予習することができました。
(それでも疎いジャンルはいくつかあったので、当日なるべく苦手ジャンルの話は振らないようにお願いしたりもしました)

というわけでそれなりに準備しつつ当日を迎えたわけですが、前日までにどったんばったん大騒ぎを巻き起こしてしまい、ここに書くには余白が狭すぎるのでいったん区切りとします。

次回、当日編。


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