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健康管理について 第九章 行軍篇 

こんにちは
孫老塾の石川です。

如何お過ごしでしょうか?

今回は、"健康管理  第九章 行軍篇"について、
お話いたします。



1.現代の健康管理


現代社会では、ビジネス・プライベート問わず、多忙なため、健康管理まで気を回せる時間及び精神的な余裕を持てないパターンが多く見受けられます。

それでも書店やYouTubeの書籍や動画においても、食生活の改善・体を動かす、といったものが数多く紹介されており、健康管理の重要性は、共通認識になっている、と言えます。

では、今から2,500年以上前に著された孫子では、どうだったのでしょうか?

2.第九章 行軍篇 兵士の健康管理


第九章 行軍篇 に以下の事が書かれています。

「およそ軍隊は、高地を好んで低地を嫌い、日当たりのよい南に面した場所を最上として、日陰になる北に面した場所を最悪とし、兵士の衛生に気を配りながら、水や草の豊かな地域を占める。

これを必勝の駐屯法と称し、軍隊内にさまざまな疾病が生じないのである」※1

孫子の時代でも、健康を損なうのはNGというのは、変わらない様です。

3.凝った健康管理か簡易な方法か


一口に健康管理と言っても、時間をかけた凝った内容にするか、短い時間で簡易的にするか、等に分かれますよね。

一つのサンプルとして、私のケースを挙げます。

・凝り型 :


1.自分の方法、ペースでジョギング、ややハードな筋トレ。

2.自分の知っている範囲で、食事の栄養を考えてメニューを決めていた。


・簡易型 :


1.自分で考えるだけでは無く、YouTube等を参考にして時間を考えて効率的、効果的なウォーキング、ジョギングを行うようにした。

2.食事も自分だけで考えたものだけでは無く、YouTubeで借りた知恵、家内の考えてくれたバランスの取れたメニューも加わった。

→具体例としては、片道20分の駅までの道を、往復でウォーキングしたり、職場のランチを惣菜パンから、オートミール・鯖缶・野菜にする等。

→その結果、会社で受ける生活習慣病予防検診の結果も良くなり、体重も10kg以上落とす事ができました。

4.まとめ

時間をかけた凝った方法も良いのですが、限られた時間での簡易型の健康管理でも、結果を意識して継続して行動すると、ベターなようです。

今回は、”健康管理について 第九章 行軍篇 ”を

1.現代の健康管理
2.孫子における兵士の健康管理
3.凝った健康管理と簡易型の管理の比較

という形でお話ししました。

次回は、

”情報収集、比較と分析そして判断 第十二章 用間篇 其の一 メディア・ネット編”

について、お話し致します。


最後までお読みいただき、有難うございました。

※1 浅野 裕一 「孫子」 (講談社、1997) 155頁




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