FITで未来も明るく①
FITと聞いて最初に浮かぶことはなんだろう。
私の場合は、 ボディーシートのCM
(フィット感が違う!と言ってるイメ―ジ)
ネットで検索すると 車
旦那のイメージは FIT's(ガム:カムントニャンニャン~♬)
というように、あまり馴染みがない言葉ですよね。
FITとは
国が再生可能エネルギー(以下再エネ)を普及させるために2012年から始めた制度で、
日本語でいうと、固定価格買取制度。
英語で言うと、Feed-in Tarrif(料金を入れ込む)
Feed-in 入れ込む
Tarrif 料金表、関税
決まった価格でエコな電気を買い取りますよー!
ということ。
ここでいうエコな電気とは、このゴレンジャー!!!!!
これらの電気を、国が定めた価格で電気会社などが買い取る制度です。
再エネを普及させたい理由は温暖化対策と…
FITが始まった理由は二点。一つ目は昨今問題になっている地球温暖化対策として。二つ目は、エネルギー自給率の課題解消のためです。
地球温暖化対策は様々な観点で取り組みがなされているので、ここでは日本のエネルギー自給率に関してお話します。
日本が輸入に頼らず、どれくらいエネルギーを作っているか考えた事はありますか??
こちらの図がOECD諸国(36か国)のエネルギー自給率ランキング。
参考 資源エネルギー庁2019—日本が抱えているエネルギー問題(前編)
(https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/energy2018/html/001/)
36国中34位の日本…。日本のエネルギーの90.4%は輸入!
先日、新型コロナウイルスの記事で、「過度な貿易制限は回避」という記事を読みました。
もしも、ここで貿易制限となれば、9.6%のエネルギーで1億2千万人をまかなうことに…。
私はフィリピンとフィジーで停電生活には慣れっ子ですが、日本での水風呂はさすがにキツイ‥。
固定買取で再エネの普及を目指す
では、なぜ「固定買取」という方法なのでしょうか。
その理由は、再エネへの投資をしてもらいやすくするため!
国 :再エネにどんどん投資してほしいなぁ…
国民:儲かるか分からないから手が出せなよ…
という両者の意見が反映されたのがFIT!!
国 :一定期間、価格は変えずに再エネ買い取る制度を作ったよ!
国民:それなら儲かるから、やってみよう!
という感じで、再エネが採算が見込める事業となりやすく、結果、再エネの普及に繋がりました。
推移
FITのおかげで現在このように再エネは伸びています。
凄まじい勢いですね!
爆発的に伸びているのは太陽光で、今じゃ少し土地がある市町村に行けば目にすることも多くなりました。
そして、sonrakuの扱っているバイオマス(緑)。
一応、じゃ~~~~っかん伸びているんですよ(笑)
次の記事は、sonrakuが固定価格制度とどう向き合っているかを記事にします。本当は1つにまとめたかったのですが、長くなってしまったので・・・・
では!
文責:城戸