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なぜ、(株)sonrakuが提案する木質バイオマスが環境・地域に良いのか?~地域編~

先週は本タイトルで~環境編~を投稿しました。

今週は、先週からの続編で~地域編~です。
noteを通して自分の頭の整理や学びも兼ねているので、固いうえに読みにくいし、長い文章にはなりますが、宜しくお願い致します。

防災

バイオマスエネルギーの推進は防災・減災に繋がります。
言われてみればそうだなって思うんですけど、私は言われないと思いつかなかった点でした。

~エネルギー~

実は私は北海道胆振東部地震の時に北海道十勝地方に住んでいました。
しかも、十勝でも人口6千人の小さな町に住んでいたので復旧も遅く、3日ほどブラックアウトを経験した人間です。

9月と言えど北海道は涼しい季節だったので、水シャワーを悲鳴をあげながら浴びた友達が多かったのですが、あまり停電の影響を受けていない家もありました。

理由は太陽光パネル。

多くの人がエネルギー源を北海道電力のみ頼っているなか、知り合いの家はエネルギーを創り出していたのです。

ここで何が言いたいかというと災害対策として

エネルギー源の多様化が重要

ということです。

そして、バイオマスも源の一つとなります。

実際に2018年に起きた西日本豪雨で西粟倉は被災し、お風呂に入れない村民が多くいたそうですが、自分で熱を創り出している元湯はお風呂を皆様に開放したそうです。

バイオマスエネルギーは熱だけでなく・電気も作れ、小さな地域でも災害に強い町をつくることができます。

~土砂崩れ防止~

本テーマの環境編で、バイオマス事業は間伐材を使用することにより森林を強くすることをお伝えしました。

そもそも日本という国は他の国と比べて、雨が多かったり火山や地震が起きたりするため、土砂崩れが多い地域です。
なんと小さいものも合わせれば毎年、土砂災害は1000件程度は起こっているとのことです。

が、そんな山の災害が多い国であるのに、人の手を加えた山が放置されてしまい、現在どんどん「弱い山」が増えています。

放置されている理由は
◦間伐材の値段が輸入木材の価格に勝てない
◦後継者不足
 *詳しくは~環境編~をご覧ください

間伐をすることだけが山の手入れではないのですが、間伐材使用をビジネスとして行うことで、持続可能な山づくりの一役を担う事となります。

経済の活性化

~地産地消のお金の循環~

自分が稼いだお金が地域でどのように移動しているか意識したことがありますか?
物流機能が今ほど発達していなかったり、インターネットがない時代はその土地で採れたものやサービスがその土地で消費されてました。

ただ今は世界ともすぐ繋がってしまう時代。
石油の営業マンだった時、利益率が低いため「売り上げのほとんどがアラブの国王に流れていくのかー」と涙したのを思い出します(笑)

ちょっと古い資料ですが地域経済循環率というデータがありました。

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琉球新聞 (https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1010150.html#prettyPhoto[1010150]/0/)

この記事から分かるように、昨今、地方のお金は都会に流れる傾向にあります。都会にお金が流れていくと、その町のお金が少なくなり、地元の会社が倒産して、働き口がなくて若者が都会へ流出し…という負の連鎖が続きます。

なので、観光などの外からお金を入れ込むことや、地域でお金を循環させることが非常に大切です。
そして、地域資源を活用したバイオマスはその土地のお金を循環させる力があります。

私はこの仕事に関わり始めて、日本の地域が抱えている経済の課題の深刻性を知りました。そこからちょっとした買い物も地元の会社やお店で買うように心がけています。

そして、バイオマス事業の可能性も感じています。私のちょっとした買い物は小さな力ですが、町全体を巻き込む仕組みづくりに自分が携われると思うと、意義深い仕事に関わらせてもらっているなと感じます。

これで~地域編~を終わります。環境に良いイメージがあるバイオマス事業ですが、地域にも良い影響を生み出す力もあることを知ってもらえたら幸いです。

文責 城戸

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