見出し画像

熊本県多良木町にて

2019年度も当社は熊本県多良木町で地方創生アドバイザーを務めさせていただいています。

2016年度より4年目を数えており、継続して月に1度ほど通ってきました。業務内容は、地域資源活用という大きなテーマのもと、木質系バイオマスを中心にその活用について、専門的知見から支援を行うものとなっています。

多良木町の場合には、バイオマスボイラーがすでに町有の温浴施設に導入されていますが、ここに乾燥していない湿ったチップ利用を行なわざるを得ない状況になっていて、課題となっていました。どのように乾燥を進められるのか、新規事業も含めて長期的な検討や実証を進めています。その他、畜産糞尿、剪定枝などの資源に対して、どのような利用を進めていくのか、他事例をご紹介し、政策面での大局的な視野の重要性を説きながらのアドバイスを心がけています。

月に一度は現地で打ち合わせますが、普段はFacebookメッセンジャーにて、ほぼ毎日のようにコミュニケーションしており、常時、悩み相談や状況共有など、リアルタイムでやりとりをしています。また、お会いした時には、仲良く真剣に、幅広いテーマでお話ししています。今回は、森林環境譲与税の使い道や、地域おこし協力隊の矢山くんの提案なども聞いて、今後の方向性などを議論しました。

目でみえる形の成果を求められがちですが、まあ、なかなか時間かかるんですよね。地域資源活用は、それこそ極端な量を使い出したら、あっとゆう間に無くなりますので、そこはまあ、ゆっくりと方向性を決めつつ、トライ&エラーで実際に行動しながら、数値を検証して、少しずつその大変さと面白さ、成果を、町のみなさんに浸透させられたらなあと思っています。

多良木町は「二次会の街」と呼ばれているほどに、小さな街にしては居酒屋が多いなと思います。また、球磨焼酎と呼ばれる米焼酎と、馬とか鳥とか豚とかイノシシとか、お肉がほんとおいしくて。食文化がかなり豊かでして、毎回行くのが楽しみです!(そっちも笑)

いいなと思ったら応援しよう!